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身体とモヤモヤ

Safeology研究所の山川です。

前回、谷内さんのモヤモヤするという話がありました。モヤモヤするのは頭だけなく、身体も同じかもしれません。

以前、冨永さんが冷水シャワーを浴びているという話がありましたが、私もお風呂上りにはいつも浴びています。もう習慣になっているので、真冬のこの時期でも冷水シャワーを浴びないと、お風呂に入るのが終わったという感じになりません。

最近寒い日が続いていますが、私の日常は自宅のパソコンで仕事をしているか、本を読んだりして過ごしています。そのため、家の中は1日中薪ストーブの暖かさでホンワカしており、風呂上がりの冷水シャワーが、唯一、身体に刺激があり、シャキーンとする時間です。

昨日は天気が良かったので、4kmくらい離れた永平寺まで散歩に行ってきました。以前、永平寺線の電車が通っていて、今は遊歩道になっている道を通って、永平寺までは片道1時間程度ですが、まだ途中には雪が数cm積もっているところもあり、なかなか変化に富んだお散歩でした。帰ってくると、万歩計の歩数は1万4千歩程度になっており、時間も往復2時間半くらいでした。なので、足はそれなりに張っており、心地よい疲れでした。

この状態でお風呂に入り、冷水シャワーを浴びたのですが、あまりシャッキーンという感覚はありませんでした。いつもだと、身体の感覚があまりないところに冷たい水のおかげで身体の感覚を意識するのですが、昨日は、たっぷりと散歩で身体を動かしているので、身体の感覚はすでにあり、もちろん水は冷たかったのですが、水のせい(おかげ)で身体の感覚がさらにはっきりしたということもありませんでした。

ちょっと話は飛びますが、私の中では、冷水シャワーにしろ長時間の散歩にしろ、自分の身体の感覚があり、身体の輪郭がハッキリしていると、自分自身が落ち着く感じがします。逆に身体の感覚がハッキリしないモヤモヤした状況では、なんとなく不安になることが多いように思います。

もちろんこの感覚が万人に当てはまるわけではないと思いますが、自分の身体感覚をハッキリさせるというのは、身体の健康だけでなく、心の健康にも重要なのかもしれないな、などと考えたりしています。

今実は、山登りが「安心」にどう影響を与えるのか、ということを良く考えています。まだ全然結論はでていませんが、このあたりにヒントがあるかもしれないなと思います。

文/山川 修(Safeology研究所代表)

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