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新年のごあいさつ

Safeology研究所の山川です。

Safeology研究所も新たに活動を始めてから初めての新年を迎えます。ここで、新年の抱負を書いておこうと思いながら、これは前回書いていた「意味づける」ということだなと改めて思いました。

考えてみれば、新年というのも私たちが勝手に区切ったことで、地球の公転からすれば、なんら特別なポイントではなく、太陽の周りを廻っている一通過点にすぎないわけです。しかし、そういうところに意味づけを行い、今年1年をどうしていきたいかという意味づけを行っているわけです。

まあ、ごちゃごちゃ言うのはこれくらいにして、Safeology研究所も私の定年退職を機に新しく活動を始め、これで9ヶ月が経過しましたが、今年の抱負(意味づけ)をしておきたいと思います。

この9ヶ月活動を模索して参りましたが、まだまだ、手探りで進んでいるところです。今年は「安心をデザインする」というテーマに沿って、普及活動だけでなく、研究活動の方もすこしずつ初めて行きたいと考えております。

noteへの投稿は、研究員のリレーで様々な視点からバラエティもあり記事の内容もなかなか面白いのでは、と思っておりますが、可能であれば、研究員がそれぞれどのような活動をしているのか、インタビュー形式で定期的にyoutubeなどにあげるのも、Safeology研究所を知ってもらうには良いかな、などと勝手に考えているところです。

それから、2023年の3月に、Safeology研究所研究員(早川さん、谷内さん)との共著で『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』と『コトのデザイン』の2冊を上梓しておりますが、今年は、できれば研究所主催の講座でも開講している『ライフデザイン・ポートフォリオ ~自分の物語を創り直す~』を新書サイズで出版する目途を立てたいと考えております。

『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』と『コトのデザイン』は、安心が創造力に関係する分野で、ライフデザイン・ポートフォリオは安心がアイデンティティに関係する分野です。

最近、学習の分野において、非認知能力、情動知能、社会情動的スキルという今までの教育で焦点が当たってこなかった分野に光が当たり始めていますが、社会性のスキルと情動とどう付き合うかというスキルだけでなく、「自分が誰であるか」というアイデンティティの確立が、安心に関係し、好奇心や自己肯定感にも深く関わっているではないかという仮説を元に、ライフデザイン・ポートフォリオの取り組みを行っています・こういう分野にご興味がある方は、是非、一度覗いてみてください。

世界情勢は不穏なことが多くなっておりますが、皆様にとって今年が良い年でありますよう、お祈りしております。

文/山川 修(Safeology研究所代表)

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