見出し画像

今ここを大切に過ごす

Safeology研究所の田中です。

年始から能登半島地震、羽田空港事故と、痛ましいことが続いており、被災された方々に、どのような言葉掛けをすれば良いのか正直わかりません。

私は、国際カンファレンスで発表するため、1/2(火)夕方の飛行機で小松空港から羽田空港へ旅立ちました。当日、自宅のある鯖江から高速道路にのると、加賀インターまでしか通じておらず、その後は下道を走り、小松空港にチェックインしたのはギリギリ。そして、もう少しで羽田へ着陸かと考えていたとき、隣の乗客の画面に「成田まで○○分」と表示されて、あれっ。急遽、機内Wi-Fiにスマホを繋ぐと、知り合いや姉から「大丈夫?」というメッセージが届いていて、すぐにニュースを閲覧。私の飛行機は成田着に変更され、着陸後も機内で長い時間待たされることに…。ただし、ホノルル便を成田発で予約していた私は、予定通りカンファレンスに参加できました。そういえば、東日本大震災は、山形蔵王の山頂にて山川さんと共に被災し、大変だったなぁ。

COVID-19以降、いつか行こう、いつか食べよう等、「いつか」は捨てて「今!」と考えるようになりました。前回のnoteで山川さんは、「安心をデザインする」ことに関して研究活動も進めたいと発言されています。今回のカンファレンスは、その意味も含め、山川さんとの共著で、「今」発表してきました。発表を聴いてくれた外国人の方々にも大変興味を持っていただけたので、今後も私たちの活動を世界へ発信し続けたいと思います。

この記事、実は、ホノルルから成田への機内で書いています。初体験のハワイかつノープランだったのですが、最高に充実した1週間になりました。日本語が使え過ぎたり日本人が多過ぎたりするマイナスポイントもありますが、あたたかく包んでくれる雰囲気が大好きになりました。私にとって海外の良い点は、一人ぼぉーとする時間をかみしめたり考えたりしやすいことかなぁ。帰国後も、そんな無駄に思われるかもしれない今ここを大切に過ごしていきたいです。

本当はオアフ島の魅力を書くつもりでしたが、長文になったので、またの機会に、ALOHA!

文/田中洋一(Safeology研究所研究員/仁愛女子短期大学教授)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?