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#007 ノイズレスな生活について考えてみた話

こんにちは。
連休6日目です。後半戦がスタートしました。
今のところ苦なくステイホームを楽しめております。

机の上をMacBookだけに


家にいる時間が増え、家の中のモノについて考えることが増えました。
昔からインテリアが好きだったこともあり、家具や雑貨はそれなりにこだわったものを使っています。
しかし、「これなくてもいいんじゃない?」が結構あることに気が付きました。
寝るためだけに帰宅していた時には全く気にもならなかったことです。
厄介なことに一度気になり出したら、ずっと頭のどこかで引っかかるようになってしまいました。

実験的に、身近なところから片付けることにしました。
最近の決まり事として、机の上を片付けてから寝るを続けています。
置いてもいいのはMacbookだけです。
それからというもの、机の上が散らからなくなりました。
作業中もMacbookとマグカップ以外は置きません。
おかげで、視界的なノイズがなくなり、頭が驚くほどスッキリしたのです。
多分集中力も高まり、作業効率も上がったと思います。
少なくとも精神衛生上はGreatです。
実験成功です。

ノイズの正体


片付いている=ノイズレス、はぼくの考えでは間違いです。

思い返してみると、最初にノイズが気になり出したのは大学生の頃だったと思います。
当時までのぼくは新しいもの好きで、
たくさんのポイントカードを持っていました。
初めて行ったお店ではポイントカードを作りましたし、
誰も知らないようなカードを作っては得した気分になっていました。
そのため使う財布の条件はカードがたくさん入ることでした。
当時は昼食を食べに行くにも、コンビニへ行くにもカードがたくさん入った長財布を携帯していました。
しかしあるときから、その長財布がモーレツにノイジーに感じてきたのです。
決して、レシート大量で小銭パンパンだったわけではありません。
財布の中はちゃんと片付いていました。しかし、
「数ヶ月に1回しか行かないようなお店のカードを常に携帯する必要があるか?」
「ポケットからはみ出すようなでかい財布を持ち歩く必要があるか?」
と、急にその長財布が大きくて邪魔なもの、ノイズになってしまったのです。
今までむしろステータスとしてきた物が、必要ないと感じはじめた途端一瞬にしてノイズと化してしまった体験でした。
たとえ整理整頓されていたとしても、今まで好きだったモノでも、
今心ときめかなければ、それはもうノイズです。

大好きな物はあっていい


ミニマリストやシンプリストという言葉を今でもよく耳にしますが、
必要最低限のものしかない=ノイズレス、もぼくの考えでは違います。
ノイズがないという意味では正しいかもしれませんが、理想ではありません。
ミニマリストと名乗る彼らの家は、狭い部屋に布団と少しの服と必要最低限の日用品が置いてあり、
それはそれは殺風景で、ぼくにとって憧れるような部屋ではありません。
ここからは少し妄想の話をしますが、
幸福度ランキングで毎回上位を占める北欧諸国の部屋を見ると、
結構たくさんの物で溢れています。
しかし、おそらく必要のない物は一つとしてないのだと思います。
好きな家具、好きな雑貨、心踊るモノ、心安らぐモノ、
ひとつひとつにちゃんと意味があって部屋に置いてあるのでしょう。
実はぼくも物欲モンスターです。
自分の趣味に対しては入念な下調べを何度も何度も重ね、物欲を膨らませます。時間があっという間に過ぎてしまいます。
財布の例でそうだったように、時間と共に気持ちが変化することはもちろんありますが、
大好きな物はどんなにたくさんあってもノイズにはなりません。
単純にモノの量の問題ではありません。
大好きなモノで囲まれた空間はむしろ大切です。
逆に言えば、大好きなモノ以外はノイズに感じつモノかもしれませんね。

「生活に必要なモノは100個、その次の100個は生活を楽しむためのモノ」


「365日のシンプルライフ」という映画に出てくるセリフです。
簡単なあらすじはこうです。
モノが溢れている部屋に幸せを見出せなくなったとあるフィンランド人が
・部屋のモノをすべて倉庫に預ける。
・毎日一つずつ必要なモノを家に持ち帰る。
・1年間何も買い足さない。

というルールで生活していきます。
一年を通してモノに対する本質や、自分の人生に本当に大切なモノを見つめ直していきます。

実際に、皆さんの部屋の中にも別に必要ではない物がいくつもありませんか?
本当に生活に必要な物は案外少なく、生活を楽しむためであるべきもので溢れていると思います。
その中に心ときめくモノがいくつありますか?
いま一度自分が持っているモノと向き合ってみることで、
ノイズレスな生活が待っているかもしれません。

生活の中で何気なく使っているモノでも、
自分がこだわり抜いたとっておきのモノを使っていきたいです。
そんなぼくのこだわりの逸品を今後紹介していけたらと思います。

モノと向き合って、
少しずつ断捨離して、
よりノイズレスな空間へ、
より大好きなおうち時間へ。

そんなことを考えていました。
では、また。

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