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アルトゥールとデリフトがトレード!?

バルセロナが再びデリフト獲得に動いている。

バルセロナは昨夏、デリフト獲得に動いており、バルトメウ会長は昨年5月にアムステルダムを訪れている。
しかし、所得税の優遇やスタメンとしてプレーしたいという希望により、デリフトは7500万ユーロを支払ったユヴェントスに移籍した。

デリフトがユヴェントスを選択した理由の1つは、ピケ、ウンティティ、ラングレがいるバルセロナで、レギュラーとしてプレーしている姿を想像できなかったからだ。
2つ目に、バルセロナのオファーがデリフト側の希望に達していなかったことが挙げられる。
現在デリフトはユヴェントスで年俸1200万ユーロ+ボーナスを受け取っているとされる。

コロナウイルスによる金融危機によって、移籍市場での金銭の流動性も少なくなることが予想される。
そのため、選手同士のトレードを利用して補強を行うことを余儀なくされるだろう。

ユヴェントスはアルトゥールに関心を示しており、すでにバルセロナと接触している。
だが、バルセロナはアルトゥールを非常に高く評価しており、当初からアルトゥール売却には消極的だ。
そのため、ユヴェントスに厳しい条件を課す可能性がある。

バルセロナはセンターバックを補強したいと考えている。
現在のスカッドでは、ピケだけがアンタッチャブルな存在であるが、ピケはすでに33歳になっている。
ラングレは目立たなくなり、ウンティティは頼りない。トディボはシャルケにローンに出された。
Bチームのロナルド・アラウホは、キケ・セティエン監督に評価されているが、チームの外国人枠の1つを埋めている。ネイマールやラウタロ・マルティネスを獲得するために、バルセロナは外国人枠を空けなければならない。
そのため、残りの外国人枠2つを埋めているアルトゥールとビダルに何が起こるかを待っている。

ユヴェントスを選んだデリフトだったが、バルセロナ移籍への願望を隠していない。
そしてコロナ危機の今、デリフトはバルセロナへの移籍をユベントスに強制することができる可能性がある。
バルセロナはアルトゥールとのトレードによって、恩恵を受けることができるかもしれない。

デリフトは、バルセロナとユヴェントスのコンタクトを知っており、状況を注視している。
両クラブ間の交渉がどのように展開するのか、そしてユヴェントスがバルセロナにどのような提案をするのか、アルトゥールが移籍を受け入れるのか、などを見守る必要がある。

デリフトと代理人ミノ・ライオラの将来設計では、2年後にバルセロナでプレーしていることになっている。
だが今、再びバルセロナに移籍するチャンスがやってくる可能性がある。
デリフトはすべての可能性を排除していない。

【Source】4月26日、Mundo Deportivo

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