ドラフト順位×通算勝利数ランキング 北海道日本ハムファイターズ編

かなり前に某巨大掲示板で同様のデータ(?)遊びスレがあって見てみたらものすごく面白かったのと、どうしても上沢直之選手が圧倒的1位になれるランキングを編み出したかったので、2023年12月現在の「ドラフト順位×通算勝利数ランキング 北海道日本ハムファイターズ編」を作成しました。(ネタバレになりますが、上沢選手はこのランキングで圧倒的1位になっています)

「OPS」や「WAR」などとは異なり「野球選手としての能力」を考察するのには全く使えない指標ですが、「ドラフト下位選手に対するいい意味での裏切り度」を測る指標としては使えるかもしれません。

元ネタ(というかパクリ元)→勝利数×ドラフト順位ランキング : ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

ルールは以下の通り。

成績は日米通算
自由獲得枠での入団選手が2人いる場合は両者1位扱いとする
自由獲得枠採用年度の3巡目は2位扱い、以降同様に1位分マイナスとする
分離ドラフト採用年度の希望入団枠および大学生社会人1位を1位扱い、高校生1位を2位扱い、大社3位を3位、高校3位を4位、大社4位を5位、高校4位を6位、以降同様の扱いとする
育成1位は、その年度の支配下ドラフトの最下位の次の順位とし、以降同様の扱いとする

元ネタのスレから一部改良

なお、ドラフト外入団選手(外国人選手など)、2023年度ドラフト会議経由での入団選手(細野春希選手など)、支配下登録の実績がない育成選手(松本遼大選手など)、当ブログ執筆時(2023年12月12日)に球団公式サイト内選手名鑑で掲載されていない選手(吉田輝星選手など)は除外とします。

それではランキングに参りましょう。


27位タイ 0ポイント 矢澤宏太、達孝太、畔柳享丞、安西叶翔、松浦慶斗、松岡洸希

矢澤宏太→1位×0勝=0ポイント
達孝太→1位×0勝=0ポイント
畔柳享丞→5位×0勝=0ポイント
安西叶翔→4位×0勝=0ポイント
松浦慶斗→7位×0勝=0ポイント
松岡洸希→3位×0勝=0ポイント

今後に期待!

26位 2ポイント 田中正義

田中正義→1位×2勝=2ポイント

今後の成績次第ではもうちょっとだけ順位が上がるかもしれません。ただしドラフト1位なので、上がるとしても途中から順位の上がり幅が鈍化します。

24位タイ 3ポイント 生田目翼、田中瑛斗

生田目翼→3位×1勝=3ポイント
田中瑛斗→3位×1勝=3ポイント

この2人、「ドラフト順位と勝利数」という共通点があったんですね。この共通点の活かしどころは思い浮かびませんが。

22位タイ 4ポイント 金村尚真、齋藤友貴哉

金村尚真→2位×2勝=4ポイント
齋藤友貴哉→4位×1勝=4ポイント

ここでドラフト4位で通算1勝の齋藤選手がいきなり4ポイントを獲得しています。このランキングはドラフト下位の選手がかなり有利(?)です。

21位 5ポイント 北浦竜次

北浦竜次→5位×1勝=5ポイント

ドラフト下位の選手は、1勝でもすればこのランキングでブービーすら回避できます。

20位 6ポイント 宮内春輝

宮内春輝→6位×1勝=6ポイント

焦らず急いで怪我を治療してね!

18位タイ 7ポイント 河野竜生、福田俊

河野竜生→1位×7勝=7ポイント
福田俊→7位×1勝=7ポイント

ドラフト1位と7位の選手が同順位に。このように「ドラ1でやっと7勝を積み上げた選手とドラ7でまだ1勝しかしていない選手が同順位になる」ということが起こるのが、このランキングの悪いところでもあり面白いところでもあります。

17位 12ポイント 池田隆英

池田隆英→2位×6勝=12ポイント

3位以下ほどではありませんが、ドラ2もこのランキングにおいてポイントはかなり稼ぎやすいです。たとえば30ポイントを目標とすると、ドラ1の選手は30勝もしなければいけないのに対し、ドラ2の選手は半分の15勝だけすればいいのですから。

16位 13ポイント 堀瑞輝

堀瑞輝→1位×13勝=13ポイント

いつの間に13勝もしてたんだちなみにこの「13ポイント」ですが、素数なので一部の選手しか狙って取れません。ドラ1の選手以外だとドラ13の選手のみが13ポイントをジャストで獲得可能です。

15位 14ポイント 上原健太

上原健太→1位×14勝=14ポイント

まだ14勝しかしてないんかい!!!来年度もものすごく期待しています。

14位 20ポイント 黒木優太

黒木優太→2位×10勝=20ポイント

正直言って「思ったより通算勝利数稼いでるな」と感じましたが、調べたところルーキーイヤーに6勝していました。

13位 24ポイント 石川直也

石川直也→4位×6勝=24ポイント

ところでこれを読んでいる皆様は、石川選手が公式戦では2017年終盤のみ先発として登板した経験があることはご存知でしょうか?

12位 25ポイント 杉浦稔大

杉浦稔大→1位×25勝=25ポイント

個人的「ファイターズに移籍できて本当によかった」と思える選手の1人です。超絶ゆるゆるローテ懐かしいなぁ……。

11位 27ポイント 伊藤大海

伊藤大海→1位×27勝=27ポイント

シンプルにたった3年で通算27勝を積み上げてるのがマジでスゴすぎですね。

10位 30ポイント 根本悠楓

根本悠楓→5位×6勝=30ポイント

先程3年で27勝を積んだ同期入団ドラ1のポイントをたった6勝で超えちゃいました。もっと通算勝利数を積み上げれば、少なくともこのランキング内では伊藤選手よりずっと遠い場所へ上り詰められます。

9位 32ポイント 鈴木健矢

鈴木健矢→4位×8勝=32ポイント

一軍先発陣の層がよっぽどスカスカにならない限り、もう二度と中4日先発登板が行われないことを願うばかりです。

8位 36ポイント 山本拓実

山本拓実→6位×6勝=36ポイント

移籍前からそんなに勝ってたんや。すごいな。

7位 39ポイント 山﨑福也

山﨑福也→1位×39勝=39ポイント

ドラ1でこれだけのポイントを稼げるのはかなりスゴい。ちなみにドラ1の選手内ではここが最高順位です。そしてこの後からのポイント数が跳ね上がります。

6位 72ポイント 北山亘基

北山亘基→8位×9勝=72ポイント

ここで7位からいきなり33ポイントプラス。2年目・中継ぎメインたまに先発で9勝してるのがまずスゴいですが、やっぱりドラ8なのがポイント稼ぎで相当有利になっています。

5位 75ポイント 鍵谷陽平

鍵谷陽平→3位×25勝=75ポイント

地味に通算勝利数めっちゃ稼いでた。

4位 80ポイント 玉井大翔

玉井大翔→8位×10勝=80ポイント

調べたら2017年~2020年の間、毎年1勝以上はしていました。

3位 96ポイント 加藤貴之

加藤貴之→2位×48勝=96ポイント

ドラ2でも通算勝利数を積みまくればこのランキングで上位に入ることは可能です。ただし、チームメイトにドラフト下位で通算勝利数を積みまくる選手がいれば1位はほぼ不可能ですが……。

2位 111ポイント 宮西尚生

宮西尚生→大学生・社会人ドラフト3巡目(3位)×37勝=111ポイント

とうとう出ました3桁台ポイント。加藤選手より通算勝利数の数は少し劣っていますがドラフト順位パワーでポイント数は勝ちました。

1位 420ポイント 上沢直之

上沢直之→6位×70勝=420ポイント

圧 倒 的 首 位

よく考えたらそもそもチームで最も通算勝利数を稼いでいます。もし上沢選手だけドラフト順位ブーストを外しても北山選手の次にポイント数を稼げていることになります。そしてドラフト順位は6位。こんなん他のチームメイト勝てねぇわ。


【余談】

  • 支配下登録の実績がない選手で、今のところ最もドラフト順位ブーストが強い選手は柳川大晟選手です。ちなみに12位(同期支配下最下位が9位+育成3位)です。

  • もし金子千尋さん(自由獲得枠(1位))がまだ現役選手としてファイターズに在籍していた場合、仮に今年度1勝もできなかったとしても通算勝利数が130勝も積んでいるので、このランキングだと130ポイントで2位になれます。エグい。そしてそれでもなお290ポイント差で1位に君臨する上沢選手は上沢選手でマジで何なんだ。

  • せっかくなのでこのランキング結果をグラフにしてみました。

たぶん一番最適なグラフ。
二次関数のグラフかな?

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