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宮沢賢治『よだかの星』を読んで。

理不尽に辛い、苦しいことってありますよね、誰にでも
結局よだかは報われたのだろうか?

この話を読んで私が1番気になったのが「川蝉」と「蜂雀」の存在です。
唐突に別れを告げられた川蝉。
蜂雀に関しては直接会うこともなく、
「はちすずめへ、あとでよろしく云ってやって呉れ」と川蝉に言うだけ。

よだかの味方である彼らが支えてあげれば、
よだかがもっと彼らを頼れば、
もっと違ったストーリーがあったりしたりして…
妄想が止まらないですね。

そしてこのお話の1番の見どころ(個人の感想です🤪)

「今でもまだ燃えています」

最後の一文!
天才でしょ、
震えたわ、
宮沢賢治大好き!
読み終わったあと一回外に出て夜空見たもん
これは私の語彙力が追いつかない、
皆んな一回読んで私と一緒に震えましょう。

短い話なのでサラッと読めますよ。
ぜひ読んでみて〜

誰に何を言われても屈する事なく最後までもがき続けるよだかに幸あれ。

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