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悠久の古都、奈良ならまちでの赤穂ギャベの展示会

奈良紀寺町の艸小路ギャラリーの貸町家「木屋」での展示会が始まっており、今年で3回目を迎えるが、秋になると奈良を訪れるサイクルが少しずつできつつある。

京都駅から特急に乗って奈良に向かうんだけれど、もうすぐ出る急行とまだ来ていない特急の微妙なタイミングにホームに着いたので、駅員さんに相談してみると、微妙な感じ… ホームのコンビニでミネラルウォーターを買って、ちょっと悩んでみたけど、今回は奈良行きの急行で向かうことにした。特急は奈良行きでなかったので、大和西大寺駅で乗り換えが必要らしい…


お馴染みのスペイン料理店

今日(11月2日)は搬入・設営日なんだけれど、知人のレストランでランチをいただいてから会場入りする流れとしたので、奈良に着いたのは午前11時前。興福寺付近を立ち寄って奈良らしさに少し触れてから、スペイン料理店「huerto(ウエルト)」に向かう。前日に夜を予約しようと思っていたんだけれど、観光客が増えたこともあってか、すでに満席。せっかくなのでランチは楽しみたいと思って伺った。

サワラのフライ・玉ねぎソースサンド

料理だけでなく、パンも全部美味しいとか、そうそう無い体験♪ 


赤穂ギャベと赤穂緞通の展示会

これまでの展示では赤穂緞通を部屋に敷き詰めて、1年目はお抹茶(お薄)と2年目は中国茶のお茶会を開いていた。お茶も楽しみたいんだけれど、例年、来場者が重なるとお茶どころではないという状況もあったり、その部屋も展示・商談のスペースとしたいこともあったので、会期中の催しは無しとした。

見どころのひとつ、赤穂ギャベと赤穂緞通の蜀江(しょっこう)


展示会詳細

開催日時:
2022年11月3日(木・祝)~ 7日(月) 
各日11時 ~ 17時 会期中休み無し

会場:
ギャラリー艸小路・貸町家「木屋」
〒630-8306 奈良市紀寺町911
アクセス:近鉄奈良駅から82系統バス乗車5分、紀寺町バス停下車徒歩1分


赤穂ギャベのご紹介(一部抜粋)


花喰鳥 正倉院

正倉院南倉宝物花喰鳥刺繍裂より着想し、天平の華やかさと大らかさを込めて、花を咥えた瑞鳥(鳳凰)を新たに描き起こした図案。

この図案は2020年の第一回目の見どころとして図案を起こした赤穂ギャベの改良版になる。今回、展示予定だったが、直前、オンラインにてお買い上げされたので、この場にて紹介しておきますー


水龍

瑞獣(ずいじゅう)である竜は古くから吉祥文様のひとつとされています。こちらは赤穂緞通でも比較的多く残っている「市松雲竜」の竜文(雨竜 あまちゅう)から着想を得て、新たに図面を起こしたもの。

下にひいているのが、赤穂緞通「市松雲竜」


水玉

丸型の赤穂ギャベです。地色で使っているのはオーガニックコットンをクチナシで染めたもの。こちらのオーガニックコットンは細い綿糸(20番手)の中に繊維が短い茶綿が含まれており、ほど良いコシもあって、しっとりとした柔らかさに仕上がっている。




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