いつものようにTwitterを漁っていると、「免許留学」というプログラムを見つけた。１ヶ月程度香川県のシェアハウスに住み、免許を取る傍ら、まちづくり活動に携われるらしい。関係者でもなんでもないが、面白い取り組みだと思ったので宣伝しておく。
https://menkyo-ryugaku.rurallabo.com/#about

４年前（もう４年前になるのか）僕も合宿免許で免許を取ったのだが、合宿地を選ぶにあたっては、「その地域に２週間移住体験をする」という感覚で選んでた。四国の果ての方でのんびり過ごせる南予もいいなあとか、いっそ雪国体験したいから横手もあり、とか。結局決めるのが遅くて埋まっている教習所ばかりだったのもあって、地元仙台に近くて遠い都会という理由で新潟市に決めた。（合宿受け入れている教習所は大抵地元客だけじゃ賄えない田舎なので新潟市でもかなり都会な選択肢でした）

ホテルプランの他に自炊プランというのがあり、やや郊外のアパートに２週間住んで価格の差が３万円だったのでそちらを選んだ。昼食はどちらにしろつくので、朝食＋夕食で一日あたり2000円以下なら安くつくし、ホテルと違って自由に色々ご飯に行けるので魅力的だった。２週間の間は走って冷えて震えながら新潟二郎に行ったり（帰りは流石にバス）、ソースカツ丼との違いが分からないタレカツ丼を食べに行ったり、バスセンターで美味いのか分からないミートソースをかけた焼きそばを食べたり、朱鷺メッセで雄大な越後平野を感じたり、沼垂のリノベ商店街を物色したり、ツルツル滑りながら弥彦山に登ったり、なんで街灯少ないんだと文句を言いながらバイパスを走ったりと、割と新潟を満喫できた。当時未成年で新潟のSAKEを満喫できなかったのは心残りだが。（教習所から固くノーが出ていた）

移住体験できる機会といえば、リゾートバイトや地域インターンもあるし、それこそ移住希望者に自治体がそういう機会を与えてくれることもあるが、やはりそのような活動よりも合宿免許に参加する人数の方が圧倒的に多いわけで、もしこの記事を読んでくれた人がこれから免許を取るならば、観光したい場所を選ぶのもアリだが、居住体験としてある程度の都市を選ぶのも面白いと思う。（神戸とか面白そうね）
一方で田舎に行きたい場合には、免許留学のようなプログラムでなければ、交通機関がない為に教習所と宿舎の往復で、毎日パーティーする陽キャか、部屋にこもっていたい陰キャでなければ飽きてしまうので、こういった移住体験できるプログラムがもっと増えれば良いと思った。