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自律する子の育て方

タイトル的だけ見たら、とにかく嫌いな類の本で、工藤勇一先生と青砥瑞人さんの著者でなければ決して手に取ることはなかったと思う。

書いてある内容は知っていることばかりだった。図書館で借りて良かった。

心理的安全性を確保し、子どものメタ認知能力を高める関わりが、子どもの自律を促す

メモしたかったのは、これ。

デンマークのサッカー協会の10か条
①子どもたちはあなたのモノではない。
②子どもたちはサッカーに夢中だ。
③子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
④子どもたちから求められることはあってもあなたから求めてはいけない。
⑤あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
⑥アドバイスはしてもあなたの考えを押し付けてはいけない。
⑦子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
⑧コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
⑨コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
⑩コーチは子どもを教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ。

自律する子の育て方

ポイントは、子どもが夢中になっている物事への関わり方なのだろうという点。
自分の思いと子どもの思いが錯綜していないか。子ども自身が望んでいると勘違いしていないか。
嫌がることをさせるより、ずっと危険を孕む。

これは内省に使いたいので、ここにメモしておく。



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