おまもりブック

本を読む。
割と読む。
大抵同じ作者だが、たまに冒険もする。
面白いと思った本は、一気に読む。
待っていられない。数時間、その本だけを読む。

同じ本を何度も読むのは好きじゃない。
分かりきった展開をなぞることは退屈だ。
だけどお守りは別。
ふとしたときに、何度だって読みたくなる。
それを私はお守りと呼び、手元に置いておくのだ。

私のお守り
・ナラタージュ/島本理生
・流浪の月/凪良ゆう
・阪急電車/有川浩
・ねえ、委員長/市川拓司
・ノルウェイの森/村上春樹
・約束/石田衣良

これだけは、何があってもそばに置いておきたい。
この本たちがいれば、私は何かから守られる。

他の人にもいるのだろうか。
好きとはまた違う、特別な本たちが。
その人だけの、お守りが。

2024.02.12.sai

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