見出し画像

「半農半フリーランスはお得か」シリーズ、
ライター稼業に続いて、

半農半SNSで稼げるかを取り上げたいと思います。

既に、「半農半Uberはお得か」シリーズの
「『ブロガー』になりたい」
で、半農半ブロガー(ユーチューバー)はあまりお得な生き方でないと述べました。

1)ブロガー、ユーチューバーは、広告収入で稼ぐ仕事であること
2)広告収入は、10万人が訪問してくれてやっと1000円程度のもの
3)沢山の訪問者がいるサイトを作る手間暇を考えると楽して稼げる仕事にはならない

以上3点がこの記事の要旨です。

今回は、別な角度から、半農半ブロガーや半農半ユーチューバーの生き方に
ついて述べてみようと思います。

ユーチューバーについて言うと、
現在、Youtubeは、チャンネル登録者数1000人、
年間総再生時間4000時間でないと

広告掲載が出来ない「足切りライン」を設けています。

僕が菜園起業活動で使っている「saienclub」チャンネルは、
2019年4月1日現在、
登録者数211人、月間総再生時間5,209分です。

登録者数はともかくとして、総再生時間は、「足切りライン」を超えています。
ですから、登録者数を増やす努力をすれば、僕も「半農半ユーチューバー」を目指せるのかも
しれません。

ただ、やろうとは思わないのです。

理由は「楽しくない」からです。

こうした足切りラインが出来る前、
たまたま、仕事も失くし、奥さんとも別れてしまった人と出会いました。

その人は、自分の野外活動の様子をYoutubeに投稿していました。

広告も掲載していましたが、広告収入は良くて10円程度だったでしょう。

野外活動の材料費を考えると赤字だと言いながら、
なんとかYoutubeで「稼ごう」としていました。

僕は野外活動自体に価値があるのだから、
考え方を変えた方がいいとアドバイスしたのですが、

彼は聞く耳を持ちませんでした。

彼は野外活動で色々な種類の野草を見つけたりしてました。
そもそも、「普通の人」は、あまり野草の種類を知りません。
そして、山野のどこにどんな野草があるかは分かっていません。

ですから、「野草の先生」として、野外ガイドのコースを作れば、
お金を払って学びに来る人がいるかもしれません。

一人一回1000円、いや、もっと安く500円とかのガイド料だったとしても、
10円になるかならないかのYoutube広告料より遥かに稼げています。

Youtubeは広告料のためでなく、
自分の野外活動をアピールするために使った方が生産的です。

「半農半SNS」をやるなら、
ブログやYoutubeは、自分自身の菜園活動を発信するために使った方が、
稼げます。

そして、その方が楽しいのです。

半農予備校・菜園起業大学のウェブサイトでこの記事を読む

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?