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長崎市滞在-2023/1/15

朝。

思ったより夜が暑く、連日寝汗をかいたのでパジャマを洗濯したところ、ペンションのオーナーのおばさまに見つかり、「あら、私たちは1週間は洗いませんよ!綺麗好きなのねえ」「干し方はこうして、パンってしないと!ここじゃ乾かないわよ、お貸しなさい(汚い場所を避けて干したのだが…)」等のお小言をいただき、なかなか終わらないので、これは深く関わらない方がいいやつだ…と生まれて初めて人を無視して外へ出た。(ちなみにパジャマはご厚意で貸してもらっている。感謝。)

容赦ないコミュニケーションに動揺を覚えつつ、あてどなく歩く。私も大してお金を払っていないし、文句は言うまい。

大浦天主堂の裏道から、路面電車の終点 石橋電停の坂を上る。知っている道に繋がらないので不安になって引き返し、東山手甲十三番館を抜け、取材旅の初日に歩いた館内の唐人屋敷跡をぐるぐる歩き回っているうちに心が落ち着いた。

良い路地がたくさんあったので、しばらく十人町を撮影しJR長崎駅へ。

いつもSuicaで路面電車に乗っていて、そろそろ残高が無いのだが、車内でチャージするのは勝手がわからず不安だったので、JRの切符売り場を目指す。雨が降りそうな曇り空だ。

JR長崎駅へ向かう途中、軍艦島へ行くという船"ブラックダイヤモンド"を見つける。

大通り沿いにショッピングモールのAMUがあったので中に入り、フォロワーさんがおすすめしてくれていた無印良品の"ごはんにかける"シリーズをいくつか購入した。白ごはんは、先日イオンでまとめて手に入れている。気になっていたeteのピアスを見たりして、しばしショッピングを楽しんだ。建物内は綺麗で落ち着く。

JR長崎駅でSuicaをチャージし、すぐそばの九州土産売り場を物色した。胃の悪い祖母へ、飲みやすいスープをお土産にしたい。ここで買っておこうかと思うものの、荷物を増やしたくないので保留。

外へ出ると寒く、雨が降っていた。食費を浮かせ痩せて帰るというミッションがあるためできるだけ空腹を我慢しようとするが、お腹が空いていると気持ちがネガティブになってしまう。

雨がだいぶ降ってきたため、路面電車の線路沿いに歩き出し、そのまま「長崎市立図書館」へ向かった。

図書館の付属カフェの「池田屋」で力尽き、たまごサンドを食べる。分厚い卵とチーズが入っていて美味しかった。

店内は空いていてのんびりでき、一休みして元気がでたので、館内へ。

入試シーズンだからか多くの学生たちが勉強しており、テーブル席はほとんど埋まっていた。長崎についての本を3冊選び、棚の横にある丸椅子に腰を下ろす。久しぶりに静かなところで本を読んで楽しかった。

そろそろ身体が痛くなってきたので、昨日通っためがね橋の近くの本屋「ブック船長」へ行くことに。

店員のおばさまと少し話すことができ、神戸から移住したカトリック教徒で、五島列島が推しだということを教えてもらった。本来、全国旅行支援の地域限定クーポンが使えるようだが、機械が壊れていて無理とのこと。せっかくなので「わかる!和華蘭(長崎新聞社)」を購入した。

日が暮れたが、気温はそこまで下がっていない。

めがね橋から歩いて南山手のペンションへ帰り、今日買った無印良品の紅茶バウムをたべる。おいしい。他に誰か宿泊者が来るかもしれないので早めにお風呂に入ったが、今夜も一人のようだ。

テレビを流し観しながら就寝。

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