私の朝食のスタイルは新鮮なフルーツを買ってきて、ものによっては適当に熟すのを待って、冷やして切って食べるだけという極めて単純。

マンゴにしても、食べ方は同じ。

でも、このマンゴという果物はいろいろな食べ方があって、関心は尽きない。

ちょっとした中華レストランなどでの食後のデザートだったら、マンゴプリンを出すとたいてい誰からも喜ばれる。日本からのお客さんなら、まず間違いない。

でも、最近、サイゴンの巷で一番人気のホット食べ方は、これ。

シェイク・マンゴ（xoài lắc）。

「髭のハイ」というおじさんがフーニャン区の運河沿いで売りだして、人気に火がついた。

まだ熟しきっていない青みの残るマンゴを切り、砂糖と魚醤のソースに絡めて、ビンの中に入れて、カクテルの如くシェイクするという至ってシンプルなものだ。

甘すぎず、ほんのりと酸味があって、コリコリとした歯ごたえがたまらないらしい。

作り方がYou Tubeにも出ていて、今や大人気のおやつだ。

ハイさんのところでは行列こそできてはいないが、順番待ちの番号札を配って大勢のお客さんに対応している。

サイゴンに来る機会があったら、是非トライしてみてほしい！