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長い冬の間まちわびた春祭り、青森市の花見のお話

青森市の花見

サンロード青森にある桜が咲いた

青森市では
そんなニュースが流れると
合浦の桜も咲き始めます。

あんまり注目されないのですが
県庁周辺にも
結構、桜が植えられてて

合浦とおんなじくらいのタイミングで

なんだったら、ちょっとだけ
タッチの差ぐらいの早さのタイミングで
桜が咲くのですが
あんまり注目されません。



桜川通りの見事な桜の並木には見劣りしますし

官庁街、県庁の敷地内に、見物客が溢れても困ります
それはそうです。

しかし、連なる並木の桜は通行者の心を和ませてくれます。

やはり、青森市の花見と言ったら、先づは合浦公園
市民はおそらく、あらかた、そう言うのだと思います。

こころの中で
弘前には太刀打ちならぬのは
わかっているものの
それなりに青森市だって
桜を楽しむ風情のある場所はある

市民はおそらく思っているのです

それが合浦公園の桜



公園の中には

園内にはソメイヨシノ、ヤエベニシダレ、カンザン、オオヤマザクラ、カンヒザクラ などの600本を超すサクラがあって

サクラの名所として春まつりが行われ、
多くの市民が集まって
桜の下で花見の宴を楽しむのです。

弘前ならば駅からなども割とアクセスしやすいですが
昔なら浪打駅があったのですが、なくなって
駐車場も主だったものが合浦公園の中にしかないので

祭り期間になると
お昼くらいの良い時間帯に行こうものなら
国道は合浦に行くために車が連なり
かなりの渋滞を辛抱しなければなりません

コロナ禍前だったら
屋台の出店もそこそこありました。
毎年、出店して人気なのが
焼きそばの川村さん
いつも行列ができてました。

そして近年1番のぎができてるのが
丁度、合浦の東西の通りと国道から向かう通路が
交わる辺りに出来る
大きな鶏のから揚げの屋台
ここのから揚げホント食べ応えがありました。

地元演歌歌手の出張サービスあり
宴席で歌ってくれたりもしました。

そして、もちろん夜桜だって行われます。

でも海風が吹いてものすごく寒いのです。

しまったばかりのダウンジャケットを引っ張り出して着込んで行っても、ブルブル震えながらの花見になってしまうこともあります。

そしてお次に
思い浮かぶのが野木和公園

野木和の魅力と言ったら
野木和の湖を中心に咲いてる桜と
湖と山を背景にした満開のサクラです。

合浦ほどではないですが
出店も多少出店

ソメイヨシノ以外の品種も植えられているので、開花時期が異なり、長い期間花見を 楽しむことができます。


純粋に桜の風情を楽しむなら

桜川の桜の並木を通るのも忘れてはいけません。



この通りの桜のアーチホント見事です。

桜が見事といえば三内霊園も桜が見事
なんと2000本の桜があるんだとか

この桜ですが
かつて三内霊園をさくらの名所にしようと
青森の観光協会会長を務めていた
室津哲三という方が私費を投じて植樹したからなんだそうです。

なので、昭和30年から50年くらいには
三内霊園の桜は合浦公園の桜を凌ぐ勢いで
たくさんの花見客で賑わったものですが、
平成4年の春祭り以降
三内霊園は春祭り会場にならなくなってしまいました。

そういえばお墓で花見はどうとか
そんな感じでなくなっていったんですよね

日本全国、桜が咲くと人々は
桜の花に心奪われるものですが
全国でも豪雪地帯として雪が多く
春を待ち侘びる青森市民にとって、
桜の咲く光景は
冬の間待ち望んだ季節の到来を実感させるものです。

コロナ禍で自粛自粛と我慢してきた昨今ですが

今年は例年になく準備も整わないうちに
とても早く桜が咲きました。

今おそらく桜は見頃なのだと思うのですが、

あいにく週末は天気が崩れる様子

花見行きたいと思っているのですがどうしようかと悩む

そんな人も多いのかと思います。

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何卒宜しくお願いします。

記事作成/鈴木勇(サイゴン、わやわや店主)









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