はだら雪

しろき山極にすみのえが舟すぢ
松はせる風 あを馬の背のごと 春の笛
おいて将軍のあられとなりて、吹きもどすや
さりぬる あとに姥が仕舞ひのゆきをはく

おろすせのまだかるからぬ姫ゆく路にこうべをたれる

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