沼火垂まふ

夏もよき 秋芳於福にますみます大神
はたたうち み麻岩が正片ちりくだけりて
砂上のぼるれ地に銀漢 ぬばたまの月なし夜に吠ゆ
亜麻色流るる中の川 子守児なつかしの歌をきき

露もわすれし 十六のなつ うれし手をうつ うしろから

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