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感情移入しすぎたら、こうなったよって話

こんばんは。

先日、「2000字のホラー」に参加させて頂きました。


もう何十年も前の不思議な体験の記事を投稿したのですが。


その時にも表題にしたシックス・センスとは「第六感」ともいいます。
ヒトの五感以外の感知能力のことで、理屈では説明しがたい感覚のことを指すそうです。
人間においての「嫌な予感」というものは、野性的な本能から「いつもと違う」ということを無意識に感じ取っているとか。こういった感覚もシックス・センスによるものだと言われているそうですね。


でも本来、私が「シックス・センス」という言葉から連想するのは
この映画

↓ こちら ↓


死者が見える少年と彼をサポートする小児精神科医の体験する「未知の世界」と2人の交流、そして少年が自分の持っている第六感とどう向き合って生きていくかを描く。

Wikipedia引用

1999年日本で上映された映画なのですが、キーマンとなる少年コールを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントは「シックス・センス」で11歳ながらにアカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。


その可愛らしい少年は現在

そうか・・・

時の流れを感じますね。

この「シックス・センス」ですが。
突然、幽霊が何度もスクリーンに現れるので、その度に驚きシートからお尻が浮きました。


ただこの映画。怖いだけじゃありません。


冒頭の「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」というブルース・ウィリスからの前置きがあるのですが。


これこそが伏線回収!と思えるラストシーンの大どんでん返しに私は顔まで鳥肌が立ちました。結婚してすぐの頃に見ましたので、心にすごく響き、今でも「彩夏's記憶に残る映画ベスト10」に入っています。


その当時は有名な映画でしたので、すでにご覧になっている方もいらっしゃると思うのですが。

ラストシーンはぜひご内密に…



と、私はいたく感動した映画だったのですが。
問題はその映画を観たあとです。

友人と映画を観たのですが、幽霊が出るたびに心臓がドクンドクンと脈打ち、ラストシーンで大いに泣き、感情移入しまくった私。

鑑賞後は友人と満腹で息ができないほど大量に夕飯を食べました。

その帰り道。
映画の感想で盛り上がりつつ、ギャーギャーと騒ぎながら車の運転をしていたのですが。


その時、初めて過呼吸になりました。

それまで過呼吸になった人を実際に見たこともなく、もちろん自分がなることも初めてです。呼吸ができず大パニックになる私を見て、それ以上に大パニックになる友人。

友人が救急車を呼びました。
何がどうなってそうなったのか、意識が朦朧としており、その時の事はちゃんと覚えていませんが。
ただ、救急隊員の方の呼気から漂うニンニクの匂いが激しかったことと、隊員の方にほんとうに優しく接してもらったこと、息ができないほどたらふく食った自分への苛立ちは覚えています。


病院に到着し、紙袋を口にあてられ、酸素を吸いすぎることによって過呼吸は起こるので、紙袋内に吐いた二酸化炭素を吸えば過呼吸はおさまると教えてもらいました。
ちなみに現在は、酸素を体内に取り込めないということや様々な理由で、このペーパーバック法は推奨されていないようです。


これも時代ですね。
今は頓服薬を飲んだり、気を紛らわすために飴をなめる、胸式呼吸を避けるよううつ伏せになり腹式呼吸をうながす。
こういった方法があるようです。


一度知ってしまった過呼吸の怖させいで、その先長くこの症状に苦しめられましたが…
今は発作が出ることもなくなり、いたって元気に過ごしております。


はしゃぎすぎて過呼吸になり、救急隊員の方にご迷惑をかけ散らかす。
これが「真の2000字ホラー」とでもいうのでしょうか…
(2000字超えとるけどな)


ほんとうにあの時の救急隊員の方には感謝しかありません。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。


映画「シックス・センス」
ご興味がある方は、ぜひ。
え?この話聞いてから?なんて意見はご遠慮を。


今日もお読み頂きありがとうございました。





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