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話すことで理解し合う大切さ

親も日々成長。

こんにちは。
彩夏です。


留学中の娘が、ホームステイ先のダナさん宅を退去することになった。


というのも。
同じカレッジに通う日本人の友人Kちゃんと、ルームシェアをする予定なのだ。
そのKちゃんは自身の成人式出席のために日本に一時帰国している。帰国の際、ホームステイ先を退去したのだが、娘はその荷物を預かっている状態。
そして娘は一人で部屋を探しているのだ。
内見した件数は8件。
娘は自分でオーナーさんにアポを取り、内見をし、あーでもない、こーでもないと悩んでいた。


KちゃんがLAに戻るのは2/10、娘のダナさん宅の退去日も2/10。
それまでに部屋を決めて契約までしておかないと、住む場所がなくなる。


Kちゃんは「どこでもいいよ」というわりに、娘が物件を提案しても、期限までに連絡をよこさない、もしくはLINEの既読もつけないような事を何度も繰り返すため、全く転居先が決まらない。


いよいよ娘も内見する物件がなくなり「ほんまにどこ住も」と落ち込み出した。


数週間前に内見した物件で、娘が気に入った所があった。
家賃、水道光熱費を含めても、ホームステイ料金より安くなる。学校にも近く、治安もよい。
何よりオーナーさんに気に入られ、仲介に入っている不動産屋さんから、家賃を少し値下げしても良いから、決めてくれないか?と提案まであった。


でも、そのKちゃんのご両親が少し予算より超えてる(50ドル)という理由で、却下となってしまったのだ。


それからも内見はしたけれど、条件に合う所がない。
結局、少し家賃はオーバーしてしまうが、その気に入った物件が一番条件に合っているという事になった。


娘がKちゃんに連絡すると「大丈夫だよ」と返事をもらえたので、オーナーさんに連絡し、まだ部屋は空いてるか確認をとった。
奇跡的にまだ空いていて、契約するならすぐ連絡をくれと言われたようだ。


そのことをKちゃんに連絡すると、ご両親と話をすると返信が一度あったきり、それ以降連絡がなくなったというのだ。


もうさすがに、私もめがねさんも黙っていられない。
娘にダナさん宅のステイ延長可能か聞くよう伝えた。ダナさんは娘の様子を心配して、次の留学生受け入れの打診がエージェントからあった様なのだが、返事を待っていてくれたようなのだ。


娘はKちゃんに、期限内に返信もくれないし、一人でこれ以上物件探しもできないから、Kちゃんも新しいステイ先を自分で探して欲しいと連絡したそうだ。


するとKちゃんが慌てたのか、すぐさま娘に連絡をしてきた。
娘は「親がステイ先が決まらないことを心配して、ホームステイを延長しろと怒っている」と伝えたそうだ。
Kちゃんが私と直接話をしたがっているから電話をして良いかと聞いていると娘が言う。


正直、私達夫婦はダナさん一家を信頼している。
延長が可能であるなら、ルームシェアなどせず、ダナさんのところでいて欲しいのが本音。


でも、怒っているとわかっている私に電話で話をしたいという、Kちゃんの気持ちも無視できない。
だから、Kちゃんと電話で話をすることにした。
電話口のKちゃんは想像していたより礼儀正しく、親との交渉もちゃんと完了させて、契約の許可ももらえたという。


kちゃんの親御さんの心配な気持ちも十分理解している。
でも私達も、親として自分の娘が住む所がなくなるようなことは黙っていられないと伝えた。


今後、ルームシェアに関する連絡の返信は早急にすること。すべて娘一人に任せず、LAに戻ってからは、互いに責任感をもって生活すること。料金の支払いも一度Kちゃんの親御さんと話したいことを伝えた。


留学先では、自身でどうにかしなければいけないことがやはり多い。言葉や、契約関係、すべてにおいて、日本の常識は通用しない。


それに伴い、娘も大変な思いをしていることも多々ある。本来なら、他人のことまで一人請け負って、親切にすべて手配するゆとりなんてないはずなのだ。娘にも良い勉強になったと思う。


最近はSNSやネット上での繋がりが主流になっている。大事なことも、つい、そのような通信手段で簡単に済ませようとしがちだ。


でも今回のことで、誤解や、意思のすれ違いを訂正するためには、直に言葉を交わすことの大切さを再認識することができた。


親の私も日々学びだ。


娘も小さな子ではない。
いつまでも親の元で生活できるわけではないし、いつかは自分で生きていかなくてはならない。


だから私も強くならねばいけないのだ。
実はそれが1番困難なのかもしれない.…


よねーーーーー



画像は《T&S夫婦|自分を大切にするためのお手伝い》さんから
お借りしました。


それでは。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ばいなら

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