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シニア世代のリフォーム 65歳前後がピークに


国土交通省で開催された 「高齢者の居住実態調査」をご紹介します。 シニア世代がリフォームについてどう捉えているかがわかる貴重な資料となっています。 
回答者
・自宅で暮らすプレシニア層(50~64歳)
・親の住み替えを支援したことがある高齢者及びプレシニア
    
【Q1】リフォーム、住み替えを実施した年齢は?
・リフォーム時の年齢→60~69歳がピーク。50代より70代の方が多い
・住み替え当時の年齢→80~84歳がピーク。65歳以降増加傾向

【Q2】将来に備えたリフォーム・住み替えのきっかけは?
きっかけのトップ5
・体力が落ち、生活に不安が生じた
・室内の生活環境が不便に感じるようになった
・自立した生活を送るため
・自宅が老朽化して住み続けられない
・子供や親族に心配をかけたくないと感じた

【Q3】将来に備えたリフォームの予算は?
 → 最多は「わからない」の約27%

【Q4】将来に備えたリフォームの相談相手は?

配偶者(約7割)

子供(約6割)

リフォーム事業者(約3割)

 → ニーズはあるものの相談窓口としてリフォーム事業者や工務店が認知されていない可能性がある

リフォームや住み替えを検討しているものの実際の費用や 相談する窓口がわからないという結果となっています。私達事業者としては、プレシニア層と呼ばれる50~64歳のお客様に対して、将来を見据えた提案をすることが求められています。 
以上は 国土交通省で開催された 「高齢者の居住実態調査」 です


彩建コーポレーションでもリフォームや大規模なリノベーション(1000万円以上)のリフォームがやはりシニア層が多くなっています。このnoteでも以前にご紹介いたしましたが、3年ほど前におこなった大規模リノベーションは90歳のご夫婦二人住まいの方でした。

子供に残すためにリノベーションするのではなく、自分たちが快適に住まうためのリノベーションです。1年でも2年でも快適に暮らしたい、そんな思いで決断したリノベーション。近所に息子さんがいて、打ち合せなどは同席していただき、進めていきましたが、ご本人たちはとても元気で、息子さんに叱られながら(笑)の打ち合わせで、とても楽しく進めていきました。


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