コンプライアンスよりも2%のお金が大事なのか

会社で怒り狂いそうだったので、昨日の予告とは違う内容を書きます。

9月中納品希望の発注が、今日になって大まかに2つも来ました。
昨日も、「すみません。発注の書類が1回差し戻されていたので、納期が翌日(=今日)になっちゃいました」としたという案件があり、一昨日も、こちらとしては期ズレが怖いため、10月納期設定希望で見積もりを出した案件を、「9月納期にしてください」と言われたり。
昨日一昨日のは一応許可(ただし、昨日の件が納期すぐ過ぎたのは予想外…)していたのですが、ただでさえ参っていたところに、今日の今月納期案件ざっくり×2件発生ですよ。

大体、私も期末は忙しいものですが、それは検査の依頼元から今月中と頼まれる、販売品の在庫表を経理に提出(商品が資産にあたるため)のための再集計、契約業務の作業報告(納品)とその検収という感じなので、商品を発送する作業だけなら月末は多くないのが通例なのです。
それがいきなり多い。どうしたものだと。

そうだ、消費税増税だ!!

駆け込み需要ってやつだ!!

……が、私思うんです。
消費税の増税なんて前から分かっていたことで、今月中の早い時期に発注しておけば良かったはず。(ちなみに使用期限の管理は月単位なので、月初め納品でも月末納品でも変わりません)
ましてや、私から商品を仕入れることは、相手方も仕事です。一般消費者の場合とは訳が違います。

いくら在庫を抱えているタイプとはいえ、早々すぐに納品できるかー!!
こっちだって、大半の案件が見積もりもしていなくて、分かっていない案件を探すところから入って、見つけたものを案件として登録して、案件を上司と経理から承認もらって、同時進行で管理用のExcelデータを作成して、そこから納品に向けて作業を始めて、出荷して要求元へ届くのに最低丸1日は必要で、届いたものを要求元の確認や検収を待って、売上として登録して経理に承認されるまでの作業を10月1日までに終わらせなきゃいけないんだぞー!!
それが最初の注文確認が今日で、「9月の納期でください」なんて、納期だけを見ると問題ないけど、バカ正直に納期ギリギリに入れても、そっちの検収に間に合うんですかー!!間に合わなかったら期ズレだぞー!!と思うわけです。

ちなみに、納期設定や前納品について、「アレ?下請け法は?」なんて思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、当業務の商品要求元はグループ内企業のため、下請け法の対象外となっております……。
あと、用語について解説すると、期ズレというのは、商品を納品した期と売上を出した期がズレることです。
月ズレ(期末の月バージョン)でさえ、極力回避するように言われているのに、期末(弊社だと、6月、9月、12月、翌3月)のズレ、期ズレはもっとダメなのです。
ましてや、今回は消費税増税に伴い、『9月内のものは9月中に処理をする』よう、徹底依頼が来ております。

私は、今の部署で、「期ズレは悪」だと習いました。

悪になるリスクが高いのを分かっていて、消費税増税前に発注しているのでしょうか?
もしくは、在庫品だからギリギリの申し込みでもなんとかなるだろう…。(特に私とやり取りがある要求元は、)「あの担当者なら、いつも早めに用意してくれるから、なんとかなるだろう…」とでも、思っているのでしょうか?
いや、今回なんとかやりますけど、正直今週末から無理が始まり、来週の水曜日くらいまではまだ無理をします。無理ばっかりで辛いです。

コンプライアンス第一だという、グループの信念忘れたのか!!

私、そのうちにヘソ曲げて、原則外の短納期を受け付けなくしますよ?そうしたら、その後に作業する方々へ確実に負担がかかりますよ?それを分かっているから私は大半の短納期を事情聴取くらいで引き受けているんですよ?(ちなみに次工程作業のもとになる商品のため、後ろの工程が必ず存在する商品です)

……商品の価格なんて、1個1,000円前後なんだから、消費税は気にせずにコンプライアンス優先にしてほしいと切に願う私でした。
ここで吐き出してスッキリしたので終わります。

#エッセイ #仕事 #愚痴 #納期 #期ズレ #消費税 #消費税増税

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?