車いすでも自動車は運転できるのですよ!

この記事はツイート主の岸田奈美様の許可を得て作成しています。
本題に入る前に岸田奈美様もnoteをされているので、ご紹介いたします。

岸田 奈美@ミライロ|note100文字で済むことを、2000文字で伝える人間です。ミライロというユニバーサルデザインの会社の、社長特命担当です。11月note.mu

このツイートの反響を見て、私は思いました。
そんなに驚くことなの?!
私もあんな感じで運転していましたけど?!(私は自動車の運転に不向きだったので、現在はペーパードライバーです…)

ということで、こちらのツイートについて、私なりに説明を追加していこうと思います。

まず、最初に出てきた、座席までの距離が遠いからと出てくるシート。何アレ?!欲しい!!!ですよ。
車いすに乗る人間が自動車の座席に乗り移るのって、結構大変なのです。私は多少足が動くのでステップがあれば乗れる場合もありますが、乗れないことも多いです。アレがあったら、乗るの楽だろうなー。って思います。

次に、車いすの乗せ方ですが、見事だなー!と思います。
あの車いす自体はスポーツタイプ型と思われ、通常の車いすよりかは軽量とお見受けしますが、それでも、足で踏ん張れない当事者の方が持ち上げて、目的の場所まで運ぶのは大変だなぁと思います。(私はリフト設置でしたが、結局運転に向かなかったので、1人で運転して出かけることはありませんでした)
あと、服が汚れないように敷いていたシートは必須ですね。うっかりしていたらお洋服がすぐ汚れます……。

自動車の運転ですが、手動型のATは大体あんな形です。
あのスティックを手前に引くとアクセル、奥に押すとブレーキです。この辺りは各メーカーでも共通だと思います。あと、アクセルは切り替え制となっています。手動型と通常の足ペダル型が両方ある場合は、片方のアクセルしか機能しないようになります。(確かブレーキは両方できます!)ちなみに私が乗っていた車には手動ブレーキをカチッと固定する機能が付いていました。
意すべきはウィンカーですね。ハンドル近くではなく、手動のスティックに付いているスイッチで操作します。曲がり終わった後に自動で戻る便利な機能はございません!!曲がった後に意識して戻す必要があります。

サイドブレーキは、恐らく以前主流になっていた、手でかけるタイプのものだと思います。割と最近に出てきた足で踏んでからのタイプは地獄です…。永遠に出発できない自信が私にはあります……。

ハンドルは私もあのグリップと言えばいいんでしょうか、あの丸いやつを使っていました。実はアレ、普通に運転にするにも使いやすいらしく、オプションで今の自家用車にも付いています。父のお気に入りとなったようです。(今の自家用車は手動式に対応しておりません)

私は性格的にあちこちに確認するのが苦手だったり、幅の間隔を間違えてしまったりするので、自動運転実装待ちのペーパードライバーとなってしまいました。
しかし、確認などが問題なければ車いすでも自動車の運転はできます!!

だから、そんなに皆さま驚かないでください。

もし、そのような方をお見かけして、困っていたら助けてあげてください。

そして。駐車場で何も考えず、身障者スペースに駐車するのはやめてください。

私はら岸田奈美様のお母様みたいにアグレッシブなタイプではないですし、何でもかんでも1人で行動できるタイプではないですが、これからも自分なりに前向きに生きていきたいと思います!

#エッセイ #コラム #車椅子 #車椅子 #自動車 #運転 #解説

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?