見出し画像

やさしさが押しつけにならないように

私は普段、車椅子で生活しており、どちらかというと、『人からやさしさを受けること』のほうが多い立場だと思います。そのことについては一通り他の記事で書いていたと思うので、今回は、『私がやさしさを与える』に立って考えてみたいと思います。

先月、ユニバーサルマナー協会が開催している、ユニバーサルワーク研修というものを受講してきました。
精神障害や発達障害がある方への対応の仕方を学ぶものでした。
そのなかにあった対応のポイントとして、「無理な押し付けにならないように」というのがありました。

私も鬱などで悩んでいる知人がいて、たまにやり取りをするのですが、難しいアドバイスをしてしまったり、返事がないからと再びメールをしてしまったり……。
もしかしたら、私の対応が相手の方にとっては負担になっているのではないか?と感じました。

ユニバーサルマナーの基本として、「正解はない、まずはお声掛けから」とはいいますが、よかれと勝手に思って行動している場合もあるのだと思います。
受け手にとっては、その行動が余計な場合もあるのだと思います。

「そっとしておいて」というように見えるときには、密かに見守るというのも、選択肢のひとつで、立派なマナーなのです。
やさしさのアピールのしすぎは、「押し付け」なのです。
さらに書くと、アレコレ心配しすぎて、自分が潰れたら、もっと問題です。

今後は相手の立場に立って嫌われない程度に連絡するよう、私も注意していきます。
あとは、心配しすぎて自分まで病んでしまわない十分に気をつけます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?