Kisaragi 23【つまり】
机の上がぐっちゃぐちゃだ。髪もぼっさぼさだ。自室のプリント類もバッラバラだ。
例によって何かあるので明日、明後日にかけて日記を書かないのだが、いよいよ終わってしまう。
終わってしまうと言うにしては、これを終えるための権利が手元に存在しないので、もう一年あったりするかもしれないし、終わってしまうと言えるほど名残惜しいものでは無い。
私にそれだけの積み重ねがあれば胸を張って挑めるのだが、そういった積み重ねも無く此処まで辿り着いたので虚で真っ直ぐに今の現状を見ている。
大変