私は普段、周囲から「○○はモチベーションになるよ」と言われることがあって、留学先でもその言葉を聞いたときはとても嬉しかった。

私がなぜそういう風に言ってもらえるのか考えたところ、私は"凡人"だからではないかという結論に至った。

私自身を分析し、天才型か、努力型と問われたら、圧倒的に要領の良い努力型だと思う。これまでよく努力を重ねてきた。例えば、高校で初めての数学のテストで赤点を取った際、それが悔しくて次からはクラス３位に入ろうと決め、結果的に高校卒業までクラス３位を維持したり、競技かるた部に入った際も最初は下手でしたが、次の大会で優勝することを目標に努力し、実際に優勝したり。留学を始めた当初は英語力が乏しく、それが悔しくて語学ノートを作り、海外の友人と会話を通じて自己の英語力を向上させる努力を重ねた。

普通の人が諦めるような状況でも私はあきらめず、努力を重ね、結果を出すことができた。（多分笑）そして私は天才ではない。だからこそ「あ、私も頑張ればできるかもしれない」と感じさせる存在になっているのかもしれない。

天才に憧れもあったけど、他者から「あなたの存在が私たちのモチベーションになる」と言われるならば、凡人であっても構わないと思い始めてる笑。

そして、自分自身への信頼も増してきたように感じる。壁に感じていたことをどうすれば道にできるかを考えるようになり、自分のできる範囲でベストを尽くす習慣が身についた。この考え方や姿勢が私を成長させてくれるのだと思う。

そしてそういう姿は誰かのモチベーションになっているなら嬉しいと思う今日この頃です。