夏コミで三途の川が見えるかと思った

だいぶ遅くなってしまったけど夏コミ(コミックマーケット94)にサークル参加しておりました。
「道で酒を飲む本」という変な本を売りつけておりました。
お手に取っていただいた方、お買い上げいただいた方本当にありがとうございます。
ニッチな趣味の本を作っている自覚があるので、手に取っていただいて「こういう本を作ってる変な人がいる!」と認識していただくだけでありがたいことです。

さて、タイトルの話になります。
今年の夏コミは非常に暑かったです。実際倒れた方もかなりの数いたとのことですし、外の待機列並んでた友人たちはみんな日焼けでえらいことになっておりました。

自分は2日目に委託本を届けに行き、3日目はサークル参加でした。
2日目、本当は朝8時に国際展示場前で本の受け渡し予定でしたが、起きたら集合時間の1時間前でした。
我が家から国際展示場までどんなにスムーズに乗り継いでも1時間半ほどかかります。
盛大なる寝坊です。そして死です。
ああああああああああごめんなさいいいいいいいいい!!!!!!
とりあえずリアルに叫びながらどたばたと関係各所に連絡していたら、1日目委託先のゆんぺすさんところの余部を渡していただけるそうで、何とかなりそうだとなりました。
とはいえ部数は当初の予定より少ないです。
コミケ開場直後は非常に混みあうため開場後時間を少し開けてから、しかしできるだけ早く現地へ向かおうと準備しているとゆんぺすさんから連絡が来ました。

「死んじゃうからまだ来ない方がいい」
「これは命にかかわるから昼過ぎに来た方がいい」

どういうことだ?
準備をしながらTLを見るとその暑さのレポートが流れてきます。
一体何が起こっているんだ…と思いながらも、アドバイス通り昼頃に到着できるよう玄関を出ました。

なんだよこれ。

絶対40度くらいあるだろ。
体温より暑いだろこれ。
家で塗りたくった化粧が駅までの徒歩10分ちょっとですべて流れ落ちます。
今の自分はたぶんすっぴん。
会場につくと人口密度が高いのと、日影がないため直射日光で焼き上げられたコンクリートが岩盤浴のように足の裏から熱を伝えます。
そしてホール内。
入った瞬間そこに確かに湿気のカーテンがあることを感じました。
一歩足を踏み入れただけで全身の毛穴が直径5ミリくらいに拡大してそこから汗が噴出してる感じです。
委託先のSUMIYUさんやゆんぺすさんにDOGEZAして差し入れのスポーツドリンクを渡し、道で酒を飲む本の参加者の方に献本を渡して回り、色々して外へ出るころには来ていた服が生乾きの洗濯物みたいになっていました。
これで3日目サークル参加か…やべえな…と帰りに慌てて冷却材などを買って帰りました。死んじゃうって。

サークル参加の3日目は、朝雨が降った影響か気温は前日よりやや低めで、これなら生きていられるのでは?と考えました。が。

湿気がひどい。

湿度が高すぎて息をするのがややしんどい状態です。
しかも今回致命的だったのは、薄手の紙で本を作ったので見本誌を見ようとしても紙が湿気で張り付いてめくれない。
これは誤算ってレベルじゃねーぞ!
とはいえ思ったよりもたくさんの方に手に取っていただき、お買い上げいただき、またいろんな方から差し入れをいただいて当日無事閉会まで倒れずに済みました。
前に熱中症で倒れてるから本当に「生き抜く」が目標だったので何とか目標達成です。
熱中症で倒れたときの記事は↓です。

コミケではいろんな方にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
本作ってる時はもう二度とやらない!!!ってなるのに、本が形になって出来上がって、それを誰かが買ってくれると「よーしまた作るか!」ってなってしまいますね。そんなわけで冬コミも応募してしまいました。

夏コミ撤収後、打ち上げ前に大井町でスーパー銭湯に行ったのですが、これが非常に良かったです。
ただ化粧品を忘れたためそのあと帰宅するまで長州小力みたいな顔で酒飲んでました。化粧品は忘れてはいけない。

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