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#13 【練習&解説動画】ショパン:ポロネーズ第5番の第2中間部(マズルカ風)について

さいりえのオンラインレッスンサロンの第13回は、サロン会員の方からのご相談にお答えしながら弾く【練習&解説動画】です。

お題は、ショパンのポロネーズ第5番 Op.44

深さと薄暗さ、勇ましさの中にショパンらしいメロディやハーモニーの美しさが染み入り、素晴らしい曲ですよね。

小学生の頃、ポリーニのCDを聴いて衝撃を受けて、その後もずっと気に入って聴いていた曲です。

さて、今回はポロネーズ第5番の演奏に関して、いくつかのご質問と実際の練習動画を送っていただきました。

順番に、一緒に考えていきたいと思います!

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※動画の内容は、


・和声分析
・旋律がどうなっているか、さまざまな要素から考察
・リズム、拍子感から考察
・各声部の動きや音程をみて、バランスや音色を考える
・右手、左手や各声部それぞれの練習方法

など、クラシック音楽の基本となる視点を曲に取り入れていますので、ポロネーズ以外のいろんな曲にも応用できる内容です。

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中間部マズルカ部分

ご相談内容:
中間部のマズルカ部分の弾き方が幼稚になってしまいます。
重音や、複数声部で動くところの軽やかさが出ないです。それぞれの音をどう出すか、工夫しているんですが…

とのご相談です。

実際の演奏動画を送っていただき、拝見したところ、改善点や「このような点を意識してみてはどうだろう?」と思う点がありました。

マズルカのリズムの特徴を生かし、3拍子のそれぞれの拍の個性やまとまりを感じる

・旋律をしなやかに、長いフレーズで感じ、歌う

・数小節・数十小節の単位で和声・調の分析モチーフの分析を行い、どのように曲が進んでいくかを把握して弾く

重音のレガート多声の弾き分けを意識する

動画で練習&解説します!

今回の練習動画では、主に以上の点をお話しながら、練習する様子を共有していきたいと思います!

▼約22分の動画です。

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