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意味なんてなくっても。


最近は保育園帰りの息子と海デートするのがお気に入り。

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移住してきて、今までの都会生活から自然がいっぱいの田舎生活になり
一般的には子育てに良い環境だねと言われるのだけど
The・都会っ子として育った2人にはどう感じるかな〜と思ってました。

3歳の娘ぺつこは元々お外遊びも好きで
そのへんに虫がいっぱいいるのに慣れるのも早かったし、保育園でもいっぱいおしゃべりしてるらしいし、海に連れて行くと最初こそ怖がったものの、すぐに慣れてザブザブと入りだす。田舎への順応も早そう。

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5歳の息子ペルたんは元々がインドア派。
とっても優しいしオモシロイんだけど消極的なところもあるから新しい保育園もまだまだ楽しいときと、行きたくないときの波が大きい。
父に似たのか少し潔癖っぽい気質もあり、砂や泥で汚れるのが嫌い。

この前家族で海に行った時も、サンダルに砂が入ってくる感覚が嫌ですぐに心が折れ、一人だけ隅っこで座りながらバケツにヤドカリの帝国をつくっている(笑)


こういうとき、つい「せっかく自然いっぱいの場所に来たんだからもっとめいっぱい遊べよ!」と言いたくもなるんだけれど、それは親のエゴでしかない。

彼には彼のペースがあるんだ。


この前の2人での海デートは、砂が入るのが嫌ならスニーカーで行こう♪と砂浜に降りたら、いい感じの階段を見つけて「ママ、靴下脱いで海に足付けよう!」と自ら裸足になり、一緒に海に足をつけながらおしゃべり。

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揺れる波・満ちたり引いたりする潮の動きをリアルに感じながら

「あがったー♪さがったー♪ あがったー♪さがったー♪」


「気持ちいいねぇ」

「どうして波ってあるんだろうねぇ」

「海藻が足にあたった〜!」

「あっ!でっかいカニ!!!」


そんな他愛のない会話をしてるとき。
涙がにじんでくるほどの幸せを感じる。


それは、彼のペースで自ら自然に触れたい、感じたいと
自然に対して心と身体を開いていったということもあるのだけれど

きれいだね、気持ちいいね、つめたいね、不思議だね・・・etc.



ただただ目の前のものを共に感じ合う時間に何よりの幸せを感じるんだ。

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わたしたちは

原因を知りたがるし

意味をつけたがる


例えばそのものの名前を知ることや、なにかの現象が起こる原因がわかることも
すごいことだし、必要な時もあるかもしれないけれど


「知ること」よりも先に
「感じ合えること」こそが何よりの宝物なんじゃないかな。


たとえ意味なんてなくっても。


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息子が防波堤の上から撮ってくれたわたし。
これからも彼のペースで自然と触れ合ってくれたら良いかな♪


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そうそう、移住して子供とのあれこれの中で、わたしがもっともっとこれから体感していきたいことはこういうことなんだろうなと漠然と思っていたら、友人がすすめてくれた本「センス・オブ・ワンダー」がまさに!ドンピシャでした。

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子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生み出す種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。(「センス・オブ・ワンダー」より)

とてもシンプルな薄い本ですが、ものすごく大切でなエッセンスがつまってる。

センス・オブ・ワンダー=美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性

大人になると薄れていったり閉じていったりしがちなこの感性は
子どもたちと一緒に自然の中にいるだけで思い出せるような気がします。


くろかわさいこ
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