私は、「ここにいる」ことしかできない。

日々、あらゆるヒト、モノ、コトと出会う。

お仕事上の関わり、家族との関わり、地域との関わり・・・

一人の中にもいろんな関わりや役割があって
好きな場所や苦手な場所があったりもする。

私自身最近は大三島の自然の中でお仕事していることもあれば
東京のコンクリートジャングルの中へ出張に行くこともあり

施術をしているときもあれば、自然の中を案内することもあるし
オンラインで真剣に話をしていることもある
よもぎ蒸しの良さをプレゼンすることもあれば
お友達のお宿のお掃除をしていることもあるし
新しいイベントを立ち上げてみることもある

　
同時に家族の中では母であり妻であり
夫とは一緒にお仕事するパートナーでもあるし
自分の母からしたら、いくつになっても娘でもある。

地域に入れば「〇〇ちゃんのお母さん」でもあるし
移住してきた人たち、でもあったり
よく分からない人だなぁと思われているであろう距離感の人たちもたくさんいる。

ざっと書いてみただけでも、いろんな「私」がいる。
きっと私だけでなく、あなたにも。

これまで私は、
「ここではどう振る舞うのが正解だろう」「私の役割はなんだろう」
無意識にそんなふうに場の空気を読んだり、探したり
逆にその場のエネルギーに強く影響されたりして

それで表面上上手く馴染めたこともあるし、
少しずつ手放していけたりもしているけれど
身体の中にはどこか「居心地が悪い」ほんの少しのソワソワする感覚があることに気づいていた。

だってそんなときはいつも、意識も気もあっちこっちに飛んでいって
私の内側はまさに「安心してここにいられない」状況だったからだ

私はただ、 「ここにいる」 ことしかできない。

ふと先日、この言葉が湧き上がってきた。
体感に妙にしっくりきた。

実体のない「理想のなにか」に寄せていこうとしたり
小手先の技術を上げたとしても

私が、何かを、誰かを変えることはできない。
自分以外の何者かになることもできない。

どんな場にいたとしても、私にできることはただ一つだけ。

私は 「ここにいる」 ことしかできない。

だからせめて。　しっかりと「ここ」にいよう。

そう決めると、どこにいても、誰といても、何をしていても
何かをしようとしなくても、何者かになろうとしなくても
不思議と内側からじんわりと満ちてくる感覚になる。

そしてそのことで、ものすごく楽な自分でいられるんだ。

ここにいるなんて当たり前じゃんと思うかもしれない。
それは肉体の話であって、身体はここにいても、意識は未来や過去や、ここではないどっかにいってるなんてこといっぱいあるよね。
私もまだまだそんなふうにどっかに飛んでいく場面がある。だからこそどんなときでも「ここにいる」を意識すると戻りやすくなる。

現代には意識や気が「ここ」にいられないトラップがたくさんありすぎるような気がしているから

子供と過ごすとき、人と話すとき、仕事をするとき、ご飯を食べるとき、遊ぶとき
何をしてても

ここにいよう。

ただ、ここにいる。なんか大事そうだと思う方へ。
その感覚を身体感覚で噛みしめるために
今を感じるだけの時間を自分に与えてあげませんか？

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9/21  21時〜

https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/21998