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東方リキャストリフト

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二次創作カードゲーム『東方リキャストリフト』の読み物です。更新は第2第4木曜日。ゲームのプレイヤーおよび、クリエイターに届く内容を心がけています。
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記事一覧

Shallow Creative(浅い創作)のすゝめ

結論から言おう。 「完成までのスパン」を短くしろ。大作を作るな。小刻みにしろ。 今回は以下のような人に向けた記事だ。 作品が完成しない人 ずっと一人で創作している人 完成したのに大赤字を食らってしまった人 もし、以上のことに悩みがあるなら続きをどうぞ。 Shallow Techを創作に取り入れようIT界隈ではDeep Techの対義語としてShallow Techという言葉が使われる。Shallow Techを「浅い技術」と言うと聞こえは悪いが、つまりは高度な技術

デザイナーズデッキの新展開:ゲームの遊びやすさを追求する

『東方リキャストリフト』ではデザイナーズデッキを新展開します。 本来ならプレイヤーが独自の視点でデッキを構築するべきところに、運営が介入して用意したものがデザイナーズデッキです。 デザイナーズデッキはシナジーの発見という楽しみを損なうでしょうか? 今回の記事では、デザイナーズデッキがゲームの発見にどのような影響を与えるかに焦点を当て、特に既存プレイヤーが感じるであろう遊びやすさの向上について探ります。 デザイナーズデッキとはデザイナーズデッキとは 例 「自機組ミッド

プレイヤーの目線で成功を導く:ボードゲーム制作のテストプレイ戦略

ボードゲーム制作の醍醐味は、制作過程でのテストプレイにあります。 実際、多くの制作者は制作時間の大半をこの重要な工程に費やします。 『テストプレイなんてしてないよ』というゲームまで登場するほどです。 テストプレイを中心に据えた企業や団体も存在します。 今回は私が手がけたアブストラクトゲーム『CIFRA』や、運営中のオンラインカードゲーム『東方リキャストリフト』を例に、テストプレイの裏側に潜む思考プロセスを探ります。 なぜテストプレイを行うのかテストプレイはゲームの正常な

ゲームの扉を開く: 相手の興味から始める楽しいルール説明

ゲームのルールを説明するのをボドゲ界隈では「インスト」と呼びます。 インストラクターのインストと同じです。 つまり指導するって意味になります。 これはインスト技術から外れた話なんですが、ぼく主催のボドゲ会で『ドミニオン』のインストする時、相手の力量を知るために質問したんです。 「ボドゲ好き?」「まあ…」 「カードゲーム好き?」「うーん…」 と歯切れが悪かったので、「まさかぼくが好き?」ってふざけて聞いたら、「すみません…」 って言われてガチじゃん!ウェーイ!!と握手しま

メディア転換:Bloggerからnoteへの移行の舞台裏

『東方リキャストリフト』の公式情報を発信するサイトとしてBloggerを3年以上は利用していました。 この度、Bloggerでの情報発信を切り上げ、現在ご覧になっているnoteでの情報発信としています。 この記事ではゲームの公式記事を掲載する場所として、Bloggerではなくnoteを選んだ理由をお話しします。 Bloggerを選んだたった一つの理由ゲームの公式情報を発信する方法は大きく3つあります。 公式サイト プレスリリースサイト SNS 公式サイトを作るの

Googleサイトの隠れた仕掛け:スペーサーをマスターしよう

ゲームを作ったので多くの人に知ってもらいたい! 興味を持った人がひとまず目を通せる何かが欲しいです。 そこで公式サイトを作りました。 いろんなWEBサイト制作ツールはありますが、Googleサイトを使います。 理由はデフォで使えるパララックスエフェクトが好きだからです。 凝ったことしたいならWordPress使えって話なんですが、これ以外は特にやりたいことが無いので、Googleサイトで作る方がラクです。 Googleサイトはスマホ版のページも見やすく作れます。 PCで

東方リキャストリフト:バージョン2.0で新たな舞台へ!

オンラインカードゲーム『東方リキャストリフト』が12月1日にリニューアルします! 東方リキャストリフトとは?UdonariumとDiscordを使ってオンライン上で遊べるカードゲームです。 8インチ以上の画面があれば、PCやタブレットで遊べます。 本作を3行で説明すると…… TCGを遊ばれる方へ説明すると、本作はモンスターやクリーチャーに当たるカードタイプが無く、呪文のみでデッキを構築します。 使ったカードが1~3ターン後に手札へ戻ってくるシステムが特徴です。 ゲーム