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11/【フリーランスなら今日からはじめる】交通費は場所と要件のメモをとっておく

●今しておける帳簿づくりのためのメモづくり

ここまで読んでいただいた上で フリーランスがどんな記録をつければ良いかもう一度おさらいしておきます。まずは「日付順」に仕事に使った経費の「金額」「内容」そしてそれが「どの勘定項目に該当する」のかを書いておきます。そして、原則として金額に見合った領収書をセットで保管しておくこと。こんな感じで手書きでもいいし、Excelで表を作っておけば計算が便利になるし、それが「帳簿」として使えます。

帳簿づくりのためのメモ

なぜおさらいするかと言うとこうして私の説明を読んでいるうちにどんどんと日が過ぎてしまうからです。日が過ぎてしまえば「いつ」「何でお金を使ったのか」忘れてしまうからです。帳簿を作る前にでもメモしておくこと、領収書を取っておく習慣をつけることをすべきです。

●旅費交通費の考え方


今回は勘定科目「旅費交通費」についての説明です。
名前の通り、仕事で使った旅費や交通費のことで間違いありません。
私の場合、仕事での成果物(原稿やデザインデータなど)はメールに添付して発注元に送るか、クラウドでデータを共有するかで納品してしまいますので、主には仕事の打ち合わせや、インタビューのための取材、イベント会場への移動する場合に交通費が発生します。

フリーランスと言っても仕事によっては、仕事現場へ向かうためのバスや電車をつかうかたもいらっしゃるでしょうし、納品物を運んだりする方もいらっしゃると思うので、まさに目的は様々です。基本的に公共交通機関を使った場合に発生するお金と考えておけばオッケーです。
ただし、仕事に自家用車や自分のバイク、自転車を使っている場合は交通費ではなく「車両費」という勘定科目にした方が税務署の人に伝わりやすいかと思いますのでご参考まで。車両費の場合はガソリン代や自動車税、自動車保険料など仕事にまつわる車両にかかった費用を経費にすることができますが、家賃や水道光熱費と同様プライベートとのバランスを考えて割り振りをしましょう。

●領収書の出ない近距離の交通費は?


ここまで読んでいて気づく方も多いかと思いますが、バスや近距離の切符販売機では領収書をもらうことはなかなか難しいものです。その場合はどうしたらいいのでしょうか?

支払った内容、金額、日時、相手先が明示されている「領収書」は「経費にするための重要な記録」です。ただし、それは「支払いを証明できる一番手っ取り早い方法」だからです。支払いが証明できるのは領収書だけではありません。買い物をした時にレジが混雑していて領収書をもらうタイミングが難しい場合はレシートだけでも大丈夫。領収書はあくまで「事実の裏付け」なので、あるに越したことはありませんが、ないからと言って帳簿から消してしまう必要はありません。
切符販売機で買った近距離の交通費(2000円前後の金額)に関しては、帳簿に「日時」「出発点と到着点の駅名」「金額」を記載して置けば、レシートがなくても経費としてして容認されることになっていますので、面倒臭がらずにメモしておきましょう。塵も積もれば山となる、ですよ!

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