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大学生が歳上のひとたちを近くで見れること

「やっぱおれ、飲食店やりたいんですよねぇ。カフェとバーの中間くらいの。」とバイト先の店長に腹をくくったことを伝えたら、いろいろ細かいことまで教わるようになった。

いろいろ細かいこと教わるけど、やっぱ店長の人柄がおれは好きで、その人柄とかお客さんとの距離の取り方、ミスしたときの対応なんかが、いますんごく勉強になる。

んで、俺がまだ働いてない頃に1度お客さんを怒らせたことがあったらしくて、そのときはちょっと大変だったそう。それでなんと昨日、そのお客さんが1年越しに10人くらいの団体で予約を入れてくださったわけです。

それで、店長は前回の件があってその原因がわかってたから対策を立てて、文字通りほんとに汗だくになりながら、宴会はなんとか無事に終わった。

それで「あぁ、やっぱ店長すげえなぁ…」と思ったことがあって。宴会終わり際に、前回イライラさせてしまったお客さんがひとり店の外でタバコをすってるのを見つけるやいなや、すぐに外に出て、なんかふつうに笑いながら喋ってんすよ。

前回めちゃ怒られたお客さんと笑顔でふつうにしゃべってるのを見て、俺にはなかなかできねぇよなぁ、すげえなぁ…って。(見た目もちょっとコワモテだったからね…)

終いには、そのお客さんが「店長!ありがとね!」って気持ちよく帰っていかれて、あぁ最高!!とか思って。


店長と前にタバコ吸いながら、お店やる上で大事にしてることってなんかあるんすか?と聞いたら「お客さんがお店で過ごす時間を、スペシャルにする…。ひとりひとりのケアを徹底的にする…。まぁ、店としてはお客さんなんて何百人っているわけだけど、お客さんからしたらそれがたった1度の体験になるかもしれないから……的な??」といってたのを思い出した。

思ったのは…、そういったふた回りくらい歳上の、本当にかっこいいと思える大人たちの対応をね、20歳の若造がこうして間近で見れるのは、やっぱ恵まれてんなぁってことで。これから色んなところでそういう人たちを参考にする時って、想像以上に多いんだろうなぁとか。

あと、立場上必然的に目立たないけど、裏のくっっそ暑い厨房で、なんどもなんども汗拭いながら黙ってガンガン料理を作ってた副店長もすんげぇかっこよかった。。

きのうはいろいろと恵まれてるなぁと感動したから、こうして日記に残しておきましたとさ。

大学のレポート、まったく進んでなくてマジでやべぇ……


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