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日常と非日常、酒と人

酒は、日常にあってもなくても良いもの。
無くても死ぬものじゃないし、むしろ飲んで死ぬ人もいる。ただ、場を盛り上げる原動力になるし、もしかしたら明日もう一歩踏み出す力になるかもしれない。素晴らしいものは、対極の二面性を持っているもんだ。

酒場にはいろんな感情を持った人が来る。ただでさえ人は、「干渉されたくないけど、知って欲しい」って図々しい生き物。そんな様々で矛盾した生き物を受け止めようとしたら自分がおかしくなっちゃう。受け止めなくて良い。どこか他人事だと思うことはものすごく大事。

でも、仮に受け止められなくても、隣にいることは出来る。「話を聞くよ」と声を掛けることはできる。

なんでもない日常に必要なのは非日常ではなく、日常と地続きのちょっとした発見や驚き、別に役立たないけどちょっとテンションが上がるもの、そんでクスッと出来る軽めの笑いだと思う。

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