Dragon Ash と Suchmos
Suchmosが次のツアーの対バンにDragon Ashを選んだそうな。
音楽にハマったきっかけが、Dragon Ashのライブを名古屋で見たことであるじぶんにとって、大好きなSuchmosが彼らを選んだことがすんごく嬉しかった。
「ロック」で繋がってると見える両バンドだけど、音を聴いてみるとぜんぜんちがう。
Suchmosは、Dragon Ashが20年かけて作り上げてきたミクスチャー、そして音楽に対するマインドが近しいことをずっと感じてきたんだと思うんです。
Suchmos フロントマン・YONCEの「ロック」に対する考え方は表面的な音楽性だけじゃなくて、それが意味するあらゆることに、なによりも彼自身が惹かれてることはあきらか。
そして、彼のマインドにそのまま惹きつけられてるファンは、じぶんも含め少なくないはず。
Suchmosが一般的に「ミクスチャー」と言われることは少ないけど、音楽的にやってることは「ミクスチャー」と言ってしまっても間違ってはないと思う。
過去に、Dragon Ash・Kjは、「(ミクスチャーは)ただ違うジャンルの音楽を混ぜればいいってわけじゃない」と言ってて、Kjは上で言ったようなYONCEのロックに対する姿勢にミクスチャーの本質を見出したのかもしれない。
いや、きっとビンビンに感じたんだと思う。ビンビンに。
こうしてふり返ってみると、Dragon Ashの次にSuchmosを好きになったのはまったく偶然じゃなかったんだな。
Suchmosは、『STAY TUNE』で一気に人気を得てから、ある種シーンの記号的な存在として大衆に消化され、揶揄されるところもたくさん見かける。
この2年でSuchmos聴いてる?というと「Suchmos (笑)」と返されたのは数え切れないほどあったしなぁ……。
たしかにSuchmosは幼稚だったり、人によってはダサく映ったりするかもしれない。
それは『STAY TUNE』の歌詞のダサさやヒット「しすぎた」ことが大きかったと思うんだけど、それ以降彼らはメディアに背を向け音をひたすら磨いてきた。
1stではバラバラだったと言えるバンドとしての結束力をより高めたところでリリースした2ndアルバムは、インディーで20万枚超えたことがもうすべてを語ってると思うんです。そりゃ、細かいことはいくらでも言えると思うけど、「20万枚」ってのはやっぱりすごい。
Dragon AshとSuchmos、チケットとりたいな!
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