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Youtubeデビューで「見るとやるでは大違い」を痛感する

これを書いているのは、2023年12月31日。
今年のnote活動について総括しようかと思い、パソコンに向かっています。

2023年はnoteに限らず、創作活動の幅を広げた1年でした。中でも自分にとってかなり大きかった出来事が「Youtubeデビュー」です。

「愛車、SR400で行くツーリング風景を動画にまとめて公開したい」という漠然とした思いは、何年も前からずっと感じていたことでした。

しかし「Youtube自体がオワコンだのなんだのと言われている時代だよ? 今さら始めてどうすんの? 世の中から何周遅れ?」という思いを抱えていたのも事実。

やりたい気持ちがある一方で「やらない理由」も山ほどあったわけです。

何年もその狭間で揺れ動いたのですが、いい加減、自分の優柔不断さに嫌気がさしました。「ウダウダ言ってねーで、やりたいならやってみりゃいいじゃねーか。やってみてイマイチだったら止めればいいだけだろ? Youtubeってのは止めたら手数料でも取られるのか?」と。


そう決心してからは、自分の創作意欲のかなり大きな部分がYoutubeに注がれたと思います。

何せ、動画撮影から編集に至るまでまったくの未経験。どうやったらYoutubeに動画を投稿できるのかすら知りません。

Goproなどの機材や編集ソフトなど「そもそも動画を制作するために必要なもの」を揃え、それらの使い方を勉強するものの、なかなか思い通りにできず苦労する…という日々。

デビューしてからまだ1ヵ月ほどしか経っていませんし、現在も「この創作活動はうまくいっている」という実感はまるでありません。


しかし…。

かつての「やらない理由」ばかり探していた頃の自分と比べると、圧倒的に成長できたという実感があります。

そりゃあ、新しいことをやっているわけですから当然といえば当然なのですが、「こういう世界があるのか!」ということをつくづく実感。それまでの自分はYoutubeの動画をただ見るだけでしたが、実際に作る側になってみると、クリエイターたちがいかに手間と時間をかけているかがわかります。

もちろん動画制作のプロが見たら、あるいはそういったものに見慣れている視聴者から見れば、Youtubeなんて素人動画でしょう。プロ野球と高校野球くらいの違い…いや、そんなもんじゃないですよね。プロ野球とリトルリーグくらいの差があるのではないでしょうか。

ただ…。

そんな「素人動画」も、つくっている人たちは本業の合間などにわざわざ時間を割いて撮影をして、時間を割いて編集をしてるんですよね。この熱意とバイタリティは、素直に尊敬すべきだと痛感しました。

これを実際に自分でやってみると…まぁ、疲れること疲れること(笑)。

やってみる前は「ツーリング中にカメラ回しておくだけだろ?」と思ったのですが、決してそんなラクなもんじゃないんですよね。動画撮影をしようと思ったら、普通のツーリングでは考えないことを考えっぱなしです。肉体的な負担も決してバカにできず、撮影日は冗談抜きで筋肉痛になります(笑)。

で、撮影した動画を編集するというのも一苦労です。1本の動画をつくるのに何日もかかります。

みんなこれを、本業が終わった後とかにやっているわけですよね…。「やれやれ仕事が終わった、ああ疲れた」の後に。


ほんっっっとうに、「見るとやるでは大違い」ですね…。


しかしながら、「動画制作の苦労」を体験すると同時に、新しい表現の場を切り拓いたことは、自分にとって大きな糧になりました。

動画のいいところにも気づけたし、noteのようなテキストコンテンツのいいところにも気づけました。

2024年もさまざまなクリエイティブをしていきたいと思いますが、動画もテキストコンテンツも両方、それこそ「2輪」で駆けていきたいと思います。

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