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L’île la plus proche du paradis 天国にいちばん近い島 回想ニューカレドニア2001

昔々、今は昔。
若気の至り、無茶してた頃、スキューバダイビングなんかかじって、完全なリゾートダイバーで、呼吸が続かず同体型のバディとすぐ海から上がってきてた思い出のある、もうすぐ四半世紀前になるニューカレドニアを回想。

沖縄、パラオ、そしてニューカレドニアの順に、短いリゾートダイバー生活を経て、今は道具の残骸が残り、続けてプロでも目指すんじゃないかという旧友の年賀状を見た時だけ、してはいけない溜息が漏れる現状。

ニューカレドニアでもしたことはしたのだが、なにせカメラはまだデジカメも持っておらず、インスタントで写し現像した写真をスキャナーで画像取り込みした陸上ものしか残っていないため、スキューバ関係の画像はなし。

その少ない解像度の低い、かえって味のあるかもという悲しい自負を含めて、掲載して少しだけ回想させてください。

出発点のヌメアの街 諸々予約手続き等をして時間をつぶす。

色気無し食い気のみのニューカレ旅の始まり。この近くの営業所でスキューバの予約をしたかな。表記は基本フランス語。大学第二外国語レベルのフランス語知識で若干鼻高気味にメンバーをリードできたかな。

早く海が見たいと焦る気持ちを隠しながら散歩

風が爽やかで、ハワイのアメリカンギラギラがなくて、個人的に居心地好印象。暮らす人は基本お金持ちじゃないのという印象。庶民は背伸びしながらハイクラスと共有可能なきれいなビーチを体感してきた。

ただ眺めるだけでもいい海

割と午後だったのかな、この後空港へ行ってイルデパンという島へ移動の予定。ステイしてスキューバとツアーに参加予定。遊んでるやん。

味のある離島行の空港

ヌメアという中心都市がある島が本島 Grand Terre だとしたら、イルデパン L'ile des Pains は離島。
沖縄本島と座間味島の関係みたいと勝手に解釈。可愛い空港からプロペラ機で島へ渡りました。

珍しく機内フォトなんて

遠くはなかったので、平らな時間が少なかった機内でジュース飲んですぐに着陸態勢。

イルデパン(パン島)に到着。これまたかわいらしい小さな空港からすぐに送迎マイクロに乗り、脇に牛がたくさんいる道路で "bœuf, bœuf" と口にしたら、同乗のフランス人らしき人たちにくすっとされて、もう精肉してしまった自分がちょっと照れ臭かった記憶。発音だけが大正解だったみたいで。
Vache ou taureau

ステイしたコテージ

コテージに到着。新婚旅行でもないのにすみません的な素敵な場所。
海岸すれすれのナイスビューな部屋。頂点だったかな。

ディネ(夕食ディナー)はエスカルゴ

ガーリックバターのきいたエスカルゴとやっぱりうまかったバケット。ともに本場というかある意味郷土料理ということなのでしょうか。白ワインがすすむ夕べ。

翌朝の部屋からビュー 砂浜に降りられた

よく眠れて目覚めも良くてばっちり休めたから、イベントに繰り出しました。イルデパン=L'ile des Pins=松の島、松島だった。

クト湾の最高なビーチ

砂は真っ白で細かく、穏やかな波とマリンブルーの海水。
ロングステイなら一日中ここでという選択の日もあり。そうでなかった我々は、見納めたらイベントへ移動でした。

ブラシ島という看板

îlot brosse ブラシの島。形からでしょうか。暖かいところなのに針葉樹がたくさんある島なのですね。これまでのニューカレドニアのイメージは、ニッケルが採掘される島というものだけという乏しい知識でした。

ブラシを寝かせたような素朴な島のビュー。癒される光景。

小さな教会やクロスの建造物が広い間隔で

素朴な島の景色の後は、とっておきの島の景色と、大人も楽しめる水遊びスポットへお出かけ。

こんな帆船に乗って小一時間移動

船が出るビーチから乗り込み、帆船に身をゆだねて小一時間。やばい途中で眠りが入るくらい穏やかでほぼ無音の世界を漕ぎ出す船。にぎやかな欧米人ですら会話もない静けさと景色の美しさが流れていく。

Piscine Naturelle

Piscine Naturelle 天然プール とでもいう和訳でしょうか。
船が岸について、十数分探検隊系枯葉の道をかき分けたら、この景色が登場。浅瀬の中に入れたり、大人も楽しめる海水浴でした。人が作るしぶきの音くらいしか聞こえない美しい天然プールでした。

ランチのまさに郷土料理

プールで遊んでランチタイム。芭蕉バナナ系の葉でくるみじっくり蒸し焼きされた芋と鶏肉を、シンプルな味付けでいただきました。

至極のインテリア

帰りの船を待つ間に、周辺もじろじろ見物。こんな場所から昇天もありかななんて。天に行ける行いしてますかと自省気味に回想。

帰りはあまり覚えていないけれど、同じルートで戻ったことでしょう。
イルデパンの滞在が終わり、グランテール(ヌメア)へ戻ります。

市場近くの港の朝

画像はないのですが、ヌメアでは夜もドレスコードありのレストランで今度は赤ワインの食事、ちょっとだけカジノ楽しんだりと、知世ちゃんの映画シーンのまねっこまでいかない程度ですが、それなりに楽しみました。

最後の朝は市場へ。やはりさわやかな風に吹かれました。

リゾート感MAX

活気と陽気の中、軽めの朝食でフルーツとパンを頬張ったかな。
大好きなチェリモヤは持ち帰って、近くの公園でむさぼらせていただきました。お腹を満たして、帰りのエア時間まで市内ぶらりでした。

ヒルサイドの教会

お葬式の行進にも遭遇したかな。悲しみの行事なのにサバサバした雰囲気で通り過ぎていった。

誤植率低い日本語付き看板

そのまた大昔、日本ともご縁があった場所なのでしょうか。親日的な印象もありましたけど、日本語話せる人はほぼ見かけなかった。

似ている人と昔仕事しました

ダイビングで見られなかった魚を水族館で見させてもらい、忘れ物ないかチェックして帰路というツアーでした。

思い出せない部分をググってみたら、ツアースケジュール日程とか観光場所もあまり変わりがなかったから、画像は古くて新しくなっている部分がほとんどだと思いますが、参考までにというところ、到達していませんね。

次はないかもしれないけれど、夢は持っておこうかなと。

ありがとうございます。

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