Le citron vert
英語では lime という言葉があるけど、フランス語では「緑のレモン」という表現なんですね。
暖地向け柑橘なんですね。日本では沖縄でフィンガーライム、タヒチライムというのがもう少し北部でも育てられるのかな。
香りがとてもいいのがライム。味的にはレモンに匹敵する酸っぱさ。
なんといっても、色が素敵です。ライムグリーンという言われ方もするほど。
使い道で真っ先に思い浮かぶのは、モヒート。
コロナビールの瓶に差し込むとか、アルコール類に合うさわやかさなんでしょうか。
ライムをもらう、という経験はあまりないだろうけど、経験してしまって、大量ではないのですが、どうしようかなという正直な心境。
とりあえずは、モヒート。
なるべく家にあるもので仕上げたい。
材料をググると、ライムの他にミント、ブラウンシュガー、ラム酒。
ブラウンシュガーは黒糖に。加計呂麻島産の粉末状があった。
ミントは和薄荷に。育てている。摘んでこよう。
ネット先生によると、ラム酒は樽香り強めものより、ホワイト淡白系が良さげとのこと。バカルディにします。
氷が必要で、ロックアイスだけ、近くのスーパーで購入。
やってみよう。
レモンよりかなり香りが強い。いじった手が洗ってもしばらくライムの香り。歓迎する残り香。
冷やしたグラスの中で、はじめにカットしたライムとブラウンシュガーを軽くつぶす。粉状黒糖使用なので、ライムだけ意識して。
次にミントをかぶせて軽くつぶす。ライムよりやさしく。今回ミントの代役は和薄荷。ミントよりすーっと感が強め、香りは同等。チョコミントのミントも実はハッカだったりすることが多いみたいですよ。
仕上げは、氷、ラム酒、炭酸水の順番に。いい感じ。
今回のネット先生。ぐるぐるかき回していただきました。
発祥地本場では年中かもしれないけれど、日本だとやはり暑い時期に合うドリンクカクテルでしょう。
やはり家にあったものを整理して、テキトーに肴をこさえ並べてみた。
青梗菜をただアイーリオオーリオ的に炒めたもの、オクラを塩昆布にからめたもの、もやしのナムル、こんにゃくをただ出汁で軽く煮たもの、シュウマイだけ既製品。
津軽びいどろの豆皿もグリーン系に関連する物で揃えて遊ぶ。
外は雨が降ってきた。グリーンには雨が必要かな。
和寄りのモヒートと和寄りの肴で、軽めの晩酌にしましょうね。
自分にも何か潤いが必要だったのかな。
少し南の楽園に心が動かされたようなフルーツがライム。
ライムをありがとうございます。
ご来場ありがとうございます。
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