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後出しジャンケン当たり屋

後出しジャンケンはずるい。
そんなことは誰しも知っているはず。
だって相手の出方をじっくり見た上で攻撃ができるから。
今ネット上にあるいざこざのほとんどはこの構図になっている。
というか、SNSの性質上ならざるをえない。
誰かの記事に対してもっともらしく正論をふっかけ、「あなたは間違えている」というのは後出しジャンケンなのだ。
……とここまで読んだあなたは思っただろう。
そもそもネット上で意見を言うことはジャンケンとは全く関係ない、と。
そうなんです。
そもそもSNSを投稿することはジャンケンではないんです。
ジャンケンをするつもりもないのにいきなり後ろから近寄ってきて、拳を握っている人に手のひらを開いて見せつけ「はい、おまえの負け〜」とやっている。
当たり屋なんです。
当たり屋後出しジャンケン。
幼い頃からネットがあって当たり前の世代にはピンとこないと思いますが、僕たちの時代は例えばテレビで有名人がおかしなことを言っていてもテレビ画面に向かって「こいつ、何を言うとんねん」と言うだけだった。
わざわざその人の家に行ってピンポン押して、「あの、あなた間違ってると思うんですが…なぜなら…」などという人間は居なかったんです。
いや、今だってそんなことはしてない!
というかもしれませんが、やってることは一緒ですよね。本人の目の届くところ、例えばその人のXやインスタにコメントする、というのはいわゆるそういうことなんです。
SNS黎明期のころに村上龍さんが言ってました。
「あんなところで悪口書くということは何万人も集まってる場所で拡声器を使ってその人の悪口を言ってるのと同じことなんだけど、多分そこまでの想像力は持っていない人がほとんどなんだろうと思う」と。
まあ、いまさらこんなことを言ってもしょうがないんですけどね、とにかく誹謗中傷やら、そこまではいかなくても嫌なこと言ってくる奴らは居なくならないですよね。
絶対数そういう人間はいる、ということなんですよね。
でもね、どんな人でもね、例えば子供の頃に憧れるのは漫画の主人公とかじゃないのかな?と思うんです。
わかりやすく言うと『北斗の拳』を観てケンシロウに憧れるでしょ。
ケンシロウは誹謗中傷はしないでしょう。
悪人は躊躇なくブチ◯しますけどね。
牙一族みたいな奴らがやるんですよ、誹謗中傷とかクソリプとかは。
みんな牙一族に憧れてるんですか?
嫌だなぁ、そんな人。
少なくとも僕は友達にはなれないですね。
それはそうとイスラエルがちょっと大変なことになってきています。
また真偽のわからない情報が錯綜すると思いますし、牙一族たちの邪魔によって正確な情報が得られなくなるかもしれない。
対岸の火事ではない、という意見が大袈裟なのか真実なのか、しっかり見極めていかないといけないと思います。

では、また。

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