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【25卒】学情 採用動向調査レポート〜採用活動計画〜

就活生のみなさん、就活お疲れ様です。
採用担当Aです。

学情が”採用動向調査レポート”を発表したので見ていきましょう。
今回は2025年の採用活動計画について見ていきましょう。

採用動向調査レポート〜2025年3月卒業予定者〜

学情

トピックス

▶ 採用予定数「増やす」24.4% 企業の採用意欲衰えず
▶ 全業種で採用予定数「増やす」が「減らす」を大きく上回る インバウンドで「旅行・ホテル・レジャー・フードビジネス」復活

全体的に人手不足です。
採用予定数を増やす企業が多くなっています。
就活生にとっては有利になることもあるかと思いますが、優秀な学生が内定をより多くもらうという構図にも注意が必要です。

人手不足だからといって採用基準を下げるケースは多くありません。
しっかりと準備をし、自分をアピールすることが重要であることには変わりありません。


2025年卒採用活動計画

全体
▶ 採用予定数「増やす」24.4% 企業の採用意欲衰えず

  • 採用予定数の前年からの増減に関して、「増やす」が24.4%であり、「減らす」の3.2%を大きく上回っている。

  • 24年卒からはやや勢いが鈍ったものの、企業の採用意欲は衰えていないことが示唆されている。

  • 上場・非上場に分けると、「増やす」と回答した企業は上場企業(30.6%)が非上場企業(23.3%)を7.3ポイント上回っている。

大卒・事務系、大卒・技術系
▶ 採用予定数「増やす」、大卒・事務系は上場・非製造業26.4%、技術系は上場・製造業の33.3%が目立つ

  • 大卒・事務系の場合、「増やす」-「減らす」が16.6ポイントで、「増やす」が大きく上回っている。

  • 同様に、大卒・技術系でも「増やす」-「減らす」が15.2ポイントで、「増やす」が大きく優勢。

  • 上場・非上場、製造業・非製造業で分けると、「増やす」の多さが目立つのは、事務系では上場・非製造業の26.4%、技術系では上場・製造業の33.3%。

  • サービス業のコロナ禍からの回復と、大手メーカーの好業績が反映されている結果となっている。

高専卒、短大・専門卒、外国人留学生
▶「増やす」-「減らす」は、高専卒=11.0ポイント、短大・専門卒=11.2ポイント、外国人留学生=2.5ポイント

  • 高専(高等専門学校)卒の場合、「増やす」-「減らす」が11.0ポイントで、「増やす」が上回っている。

  • 短大・専門卒においても同様で、「増やす」-「減らす」が11.2ポイントとなり、「増やす」が大きく勢いを持っている。

  • 外国人留学生についても、「増やす」-「減らす」が2.5ポイントで、「増やす」が上回っている。

業種別
▶ 全業種で採用予定数「増やす」が「減らす」を大きく上回る インバウンドで「旅行・ホテル・レジャー・フードビジネス」復活

  • 業種別で見ると、前年度調査に引き続き、いずれの業種でも「増やす」が「減らす」を大きく上回った。

  • 「増やす」の比率がもっとも高かったのは「旅行・ホテル・レジャー・フードビジネス」の41.2%であり、次いで「百貨店・ストア・流通」の34.0%。

  • 脱コロナによるインバウンド(外国人旅行客)の復活が大きな影響を与えていることが考えられる。

採用増・採用減の理由
▶ 採用増の理由は「業務拡大のため」が30.3%で最多
▶ 採用減の理由は「余剰人員の是正・人員構成適正化」が27.4%で最多

  • 採用増と回答した企業に理由を尋ねた質問では、例年と同じく「業務拡大のため」が30.3%で最も多い理由となりました。

  • 一方で、採用減の理由も例年と同じく「余剰人員の是正・人員構成適正化」が27.4%で最も多い理由となりました。

採用難易度の見通し
▶ 8割の企業が採用難を予想 技術系は「難しい」が58.1%に

  • 前年と比べて採用難を予想する企業(「難しい」「やや難しい」の回答の合計)は79.1%と8割に迫り、74.0%だった24年卒より難易度が高くなった。

  • 事務系と技術系に分けると、技術系では「難しい」が58.1%と特に高く、理系人材の採用の難しさがはっきりと数字に表れている。

全体
▶ 採用予定数は平均25.9人、前年からの伸び率6.3% 伸び率最大は上場・非製造の7.7%

  • 2025年卒学生の採用予定数は、全体平均で25.9人で、前年からの伸び率は6.3%。これはコロナショックを乗り越えた23年卒採用から3年連続のプラス。

  • 24年卒の伸び率8.3%からはやや鈍りましたが、この10年間では4番目に高い伸びとなった。

  • 上場・非上場でみると、上場企業の平均採用予定数は49.6人で、非上場企業は21.7人でした。最も伸びが大きいのは上場・非製造の7.7%で、サービス業の人手不足が影響している可能性がある。

大卒・事務系、大卒・技術系
▶ 前年からの伸び率は大卒・事務系=4.3%、大卒・技術系=4.0%

  • 大卒・事務系の採用予定数は平均12.7人で、前年からの伸び率は4.3%。

  • 大卒・技術系の採用予定数は平均10.3人で、前年比の伸び率は4.0%。

高専卒、短大・専門卒、外国人留学生
▶ 前年からの伸び率は高専卒=9.6%、短大・専門卒=2.1%、外国人留学生=26.7%

  • 高専卒の採用予定数は平均2.3人で、前年からの伸び率は9.6%。

  • 短大・専門卒の採用予定数は平均4.8人で、前年からの伸び率は2.1%。

  • 外国人留学生の採用予定数は平均1.4人で、前年からの伸び率は26.7%。

東日本・中日本・西日本
▶ 地域別の採用予定数の平均は、東日本=32.1人、中日本=19.9人、西日本=15.0人

  • 本社所在地で比較した平均採用予定数は、東日本が32.1人、中日本が19.9人、西日本が15.0人。

  • 前年からの伸び率は、東日本が6.1%、中日本が11.7%で、西日本は3.9%とやや差がついている。


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