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何者でもないから、私らしい夢が見つかる。

学生の頃は、親や先生の期待に応えるために、頑張ってきた。
就職してからは、会社やお客様の期待に応えるために、頑張ってきた。
結婚したら、子どもや家族のために、文字通り寝る間も惜しんで頑張ってきた。

気づいたら、
・私のやりたいことってなんだろう
・私は何に楽しいと感じるんだろう
と、自分がわからなくなってきた。

そんな風に、今まで誰かのために頑張ってきたけど、やりたいこと迷子になっているときは、生き方を大きく変えるチャンスが訪れています!


まずは、何者でもない私のままでいい、を認めることから。

やりたいことを見つけたり、新しいことに踏み出す前に必要なことがあります。それは「何者でもない私」に自信を持つことです。

今まで誰かのために頑張って生きてきた人は、こう思うことはありませんか?

・人の役に立てない自分には、価値がない
・常に、成長し続けるべきだ
・嫌われるのが怖い
・間違いたくない、正解を選択していたい
・今の自分のままではダメ

これは、全部向上心が高いからなんですよね。
向上心はすごい強みです!

でももし、「今の自分じゃだめ」という思いがある状態で、やりたいことを見つけたとしたらどうなるでしょうか。
「夢を実現出来てない私はダメ。踏み出せてない私はダメ。もっと努力しないとダメ。人の役に立ててない自分には価値がないから…」と、また今まで通りに、どんどん自分を追い込んでしまいます。

だからこそ、今までの生き方を根本から変えて、何者でもない・すごくない自分でいていいことを、まず認めていきます。
何かが出来ても出来なくても、すごい自分なんかにならなくても、ポンコツの自分のままでもいい。

それが、何者でもない私の、"私らしい夢"を見つける土台になるのです。


step1:自己理解=自己受容。

では、どうしたら何者でもない私でもいい、と思えるようになるのでしょうか。
それは、自分がどんな人間なのかを知ることで、私は私でいいんだと思えるようになっていきます。つまり、自己理解=自己受容です。

▼自己理解をするためのポイント
①今までの人生を振り返る
②その中から得てきた強みを見つける
③心の棘になっている辛い経験も振り返る
④辛い経験から得た学びを振り返る

こうして、自分がすでに持っている強みを客観的に認識したり、ダメだと思っていた自分を捉え直して学びに変えていくことで、今までの人生を肯定できるようになります。

でも辛い過去を振り返るのって苦しいんですよね。見たくない自分を正面から見るなんてパンドラの箱を開けるようで、とても怖い。
私はコーチングを受けた時、自分の劣等感や弱みを見つめるセッションでは、最初は怖くて逃げたくなりました。
でもここで逃げたら私は一生変わらないかもと思って勇気を出してみたところ、見てみたら全然怖くなかったんです。

つい見栄張っちゃうところ、損得勘定があるところ、ちっぽけなプライドを手放せなかったこと….そんなダメだと思ってきた自分もいたっていいんだよ。要らなかったら手放してもいいんだよ。そう思えたときにすごく楽になりました。自己理解をして自己受容するステップは一人では限界があるので、ぜひ信頼できる人に話を聴いてもらうのがおすすめです。

step2:価値観を言葉にする

自己受容ができて私は私でいいんだなと思えたら、「自分が人生で最も大切にしたいことは何か」という価値観を言葉にしていきます。

今まで、人の役に立つため・誰かの幸せのために頑張ってきた人は、無意識のうちに、自分が大切にしたいことよりも、誰かの役に立つことを最優先にしたことが多かったと思います。

・周りからの推薦で委員長を引き受けた
・行きたい学部よりも、先生におすすめされた学部に入った
・やりたくない仕事だけど、任されたから断れずやった
・自分が食べたいメニューより、子どもに取り分けできるメニューを選ぶ

などなど。
でも、自分の価値観を考えていく時には、誰かの幸せを優先することを少し手放して、自分が喜ぶこと・楽しめること・譲りたくないことなどを考えて言葉にしていきます。
価値観を言葉にできるようになると、「私らしさ」の輪郭や、本当は叶えたい夢が徐々に見えてきます。

step3:夢は、いつも修正主義。

こんなことを大切に生きたい!という価値観が見つかったあと、陥りがちなことは、夢を頑なに考え過ぎてしまうこと。
「1回決めたからには、この道を突き進まなきゃいけない。夢を実現できなければ、ここまで考えた時間も意味がない」と、今までの頑張り屋さん思考がついつい顔を出してしまい、ワクワク楽しい気持ちで立てた夢が、だんだんやらなきゃいけない義務感になってしまうことはよくあります。

そんな時に思い出してほしいことは、これはあなたの人生です。
夢を修正したところで、誰かの評価が下がるわけでもなく、けなされるわけでもありません。
夢を描くのは、自分の人生を楽しむためです。夢は、自分の人生を彩る手段の1つなだけなので、いつだって修正したり変えたりしていいんです。

一生もののやりたいこと探しをし続けるより、とりあえず・今の段階で楽しそうと感じたその感覚を大切に、やってみて修正しながら進んでいきましょう。
夢を叶えること自体よりも、何かに夢中になってる人の姿は、とっても輝いて見えるものです。


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