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近所のスーパー銭湯に一度も行った事が無かった

近所のスーパー銭湯に一度も行った事が無かった。



駅前の通りを車で走り抜けていく道中にデカデカと存在するスーパー銭湯。区画整理で道路を拡げていたりしているこの通り、コイツの存在が邪魔で道を拡げられないんだろうなぁ、コイツを潰さないと、閉店に追い込まないと…とぼんやり考える程度でしか無かったスーパー銭湯。


そもそも手前味噌ではありますが、一軒家である我が家。かつて暮らしていたアパート時代に比べ格段に広くなったマイハウス風呂にそこそこゆったり入れる湯舟。ガス代と水道代だけで気楽に入れる浴槽があるのに、1000円近いお金を払ってまで行く理由あります?メリットあります?アホか、ウチは貧乏やねん。その金ですき家で牛丼2杯以上食べれるわッ


…と、そんなマインドだったのですが先日学生時代からの親友と某入浴施設にのんびり行くことになりまして。


突然彼に誘われていくことになったのですが、彼曰く「前職で精神的にやられちゃって、休んでた時にしょっちゅう通ってたんだ」と突然のカミングアウトも受け「だから気晴らしには最高の場所なんだよ」と続く言葉を受け「え?こやつ今病んでる?病んでるから来てる?」と一瞬緊張が走ったのですが、そんな気持ちもどこ吹く風。その入浴施設は素晴らしい空間だった。



心も身体もスッキリするーーー



と彼はずっと言っていたが、なんとなくだがその日の僕もそう思っていた。


施設内は南国をモチーフにしたような作りになっていて、ヤシの木だったりカントリー調の家具(どうぶつの森をやりすぎて表現する言葉がでてきませんでした)が素敵で非日常空間がたっぷりと演出されていた。この非日常感ってのがストレスにまみれた日常を忘れさせてくれてるような気がする。


同様の効果を求めてストゼロに走ったりしがちな現代人ですがアレは逆効果。日常の中に非日常な体調を呼び込むだけである。



沢山の種類の湯や数種類のサウナ、まだ日中だったので暖かい日差しを浴びながら入れる露天風呂など、身体にはとても良い空間だというのは言わずもがなわかる。



しかし、その日の僕はまだ入浴施設いや銭湯いやサウナのもつスーパーパワーを知らずにいた。


誘ってくれた彼はサウナーとしての顔も持ち、「サウナとは」というのをめちゃくちゃ語ってくれていたのだけれども、どちらかというと湯舟に浸かりたい派だった僕は「サウナより風呂だよ!」という気持ちが強くその日はそんなにサウナしなかった。(サウナしなかった…?)



しかし、足を伸ばしてゆっくりと風呂に浸かったり暖かい風呂に浸かったり露天風呂で青空(ないしは星空)を見ながら湯舟に浸かるというのもまた一興。対して運動もしない僕にはサウナで汗を流すというのも凄くよいんじゃないか?という思いがフツフツと沸き立っていく。地方出張のたびに地場の銭湯に通ったというのもあるし、年末にラッパー達と温泉に行ったというの後押ししてるし、アメトークで「サウナ芸人」を見たというのもダメ押し感ある。


加えてここ最近は仕事以外は特に用事が無いのもあり、この町に住んで10年弱、ようやく重い腰をあげ近所のスーパー銭湯に足を運んでみようと決起し昨日その記念すべき1歩目を踏みしめて来た。




THE・地元の銭湯


非日常、この数か月の間で通ってきた銭湯や温泉たちは


①朝早い入浴

②平日だったりする

③知らん町だからあんま気にしてなかった


とかもあり、結構快適に入れてたんですよねお風呂。


だがしかし僕が訪れたこのスーパー銭湯は

①夜遅め

②ライバル店舗は無し

③そもそもコロナ禍で遊ぶ場所が無し


という条件も相まってか地元の若者たちでスーパー賑わっていた。うじゃうじゃ。「地元の10代、ここに全部押し込んだんか?」ってくらいの賑わい。そもそも駐車場がパンパンな事でなんとなく察していた。密です!


そしてスーパー銭湯特有の「ごはんも食べれます」から始まり「ドリンクも飲めます!」「アイスもあります!」「ゲーセンも気持ち程度あります!」「マッサージ!」「マンガも読める!」「充電できるぜ」「日焼けマシンも」「なんならココで寝ててもいいよ!」とスーパー充実ぶり。若者ホイホイ。


「安息の地は…ないな…」


事前にホームページで施設を調べて来た僕、この状態を見て「さっさと風呂に入ってのんびりするに限る」と気持ちを切り替え男湯の扉をガラガラ



「うじゃうじゃやんけ…」


ふむ、素晴らしい。これだけの盛況っぷりがあったらここは長くやっていける。問題無い。ホントに初めての来訪をなんでこんなに混みあってる日をチョイスしてしまったのか。密です。


服をさっさと脱ぎ棄て、浴場へと向かう僕。なお、家を出る前に5回くらい確認したのにタオルを持ってくるのを忘れた。よくある。




「うじゃうじゃやんけ…」


浴場も素晴らしいほどの盛況っぷり。パッと見渡してシャワーブース(名称不明)は若干の空きがあるものの、屋内の風呂はどこも満員御礼。カラダを洗うまではいいがその先はどこでのんびりすれば良いのか…そんな事に震えながらカラダを洗う(シャワー温度はちゃんと温かいので大丈夫です)



とりあえず




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※記事はここで途絶えていた。
続きを執筆したいところですが、何を言いたかったのかわからない為このまま投稿させていただきます。

さくらい

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