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#8.『新聞に載れたのに』 ヘタレなオレのエピソード

noteを100日書き始めて8日目です。


このnoteは、自分のヘタレな部分や、カッコ悪い部分を率直に表現して、それを受け入れることができると、もっと生きやすくなるんじゃないかと思い、書いています。


今日のヘタレなオレのエピソードは、こちら↓↓


【新聞に載れたのに】


大学4年になり、卒業研究をする時期になった。

看護系の大学だったので、論文というより実験や調査をして研究をしなければいけなかった。けど、特に取り組みたい研究テーマもなく、ゼミの選択にも迷っていた。

人体の構造や、体の病気には、興味が全くなかったので、
身体科ではなく精神科の看護の研究かな、くらいに考えていた。


以前、精神科の看護師さんから「坂本さんは、患者さんからの暴力をあまり受けないと思うよ。」と言われたことが印象に残っていて、それも選択の一因になり、精神科のゼミにした。

そして、担当教員が暴力を専門テーマにしていたため、その教員が提案してくれた暴力のテーマで研究を進めることにした。

教員が専門にしていたテーマだったので、真似ることや参考にすることが多く、とてもやりやすく、スムーズに進められた。


研究も終わり、卒業後に先生から「この研究を論文にまとめるといいよ、手伝うから。」と助言してくれていたのに、やろうやろうとしながら、2年が経過した。


そんなある日、ほぼ同じ研究論文がyahooニュースや新聞に掲載されているのを見た。その時に、先生の言葉の意味がようやく理解できた。


もし先生の言われた通りに論文としてまとめていたら、新聞やニュースに載っていたかもしれない。


オレの方が早く研究してたんだ、まとめてなかっただけだ。
そんな風に、「たら、れば」を思うことが多かった。


ホントにヘタレだ。


論文としてまとめていないのだから、
いくら思ったところで、言ったところで
後の祭りだ。


やっていれば、こうしていれば、こうだった。
後出しジャンケンだ。


やることもやっていないから、いくら言っても
負け犬の遠吠えだ。

まさに、ヘタレだ。


言われたことをやるなら、言われたように論文としてまとめればよかったのだ。

言われたこともやらない、それなのに、あーしてれば、こーしてれば、

ホントに、ヘタレとしか言いようがない。



今でもそうだ。

実はこう思っていた。やれると思う。
できると思う。けど、やろうとしない。

そんなことばかりだ。


「たら、れば」は今でも続いている。

この「たら、れば」はきっと、大きくは変わらないだろう。
けど、言い訳ばかりしていても、人生は変わらない。

少しだけでも、やることを増やして、「たら、れば」の割合を減らしていくことが
これからの人生にとって大事なんじゃないか。

そんな風に、やらずに後悔していたことを振り返って、気づいてきた。





最後までお読みいただき、ありがとうございます。

残り92本、いろんなヘタレなエピソードを書いていこうと思います。


よかったら、また見てみてください🍀


SAKAMO / 坂本岳之

読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。