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#64.『リハビリから逃げる』 ヘタレなオレのエピソード

このnoteは、自分の弱さや恥ずかしい部分を率直に表現し、それを受け入れることができれば、人生の質が高まるのではないかと思い、100日間書くことにしました。

今日で64日目。

今日のヘタレなオレのエピソードはこちら↓↓


【リハビリから逃げる】


最近、ギックリ腰になった。

初めてギックリ腰になったのだが、海外では「魔女の一撃」と呼ばれたりするらしい。

そう、本当に驚くほど痛く、動けなくなっていた。


けれど、だんだんと回復してきて、歩けたり、座ったりできるようになってきた。

まさに、リハビリ期だ。


実際に、整形外科でも、接骨院でも、痛みが取れてきたら、ストレッチから始めて、筋トレなどもしていこうねと言われていた。


けれど、回復はしてきても、少し動くだけで痛みが出る。

なるべく痛くないよう、痛くないよう、安静に日々過ごしていた。


リハビリ期なのに、痛みへの恐怖から、リハビリをせずに、ずっと安静期を過ごしていたのだ。

痛みへの不安と恐怖から、リハビリから逃げていたのだ。


ヘタレだ。



痛みはあっても、日常生活はある。


これまで少しではあるが分担していた家事も全て妻に任せることになる。

妻への負担が大きいことが続いているのだ。


なるべく早く回復することは、家族の生活を進めていくためにも大事なことだ。

そのためには、リハビリは欠かせない。

それなのに、逃げてしまっていた。


痛みで安静にしている自分を見て、妻からリハビリをするように言われた。

そのときに、最初に自分の頭に浮かんだのは、こんなに痛いのに、無理だよ。


そう思ったのだ。


いつもなら、こんなに辛いのに、なんてひどいこと言うんだ!とスネてしまうところなのだが、今日は、もう一歩踏み込んで、妻にリハビリについて聞いてみた。


妻は看護師をしていて、これまで術後のリハビリなどにも関わってきた経験がある。

そんな病院時代のことについて話を聞いてみたのだ。


そうすると、

安静にすることがいいと言われていた時代もあったけど

最近では、術後なるべく早くリハビリをスタートする疾患が多いと。

痛み止めを飲みながら、リハビリをすることも多かったと。

優しいと思っていたのに、スパルタですねって言われることもあったと。

早めにリハビリすることで創部の回復も早かったり、動かないと他の合併症になりやすいから、それも予防できたりすると。


そんな話を聞いて、


自分がいかに、リハビリから逃げていたか。

痛みがあるから、動かないことで、余計に回復を遅めていたり、筋力低下を進ませていたことに気がついた。


そして、恐る恐る、痛みも少しはあるが、いつもより多めにストレッチをしたりすると、首や肩、足など、腰以外の部分の動きがすごく良くなったのだ。


腰の痛みから、他の部分もかなり固くなり、結局は悪循環になっていたのだ。

周りの動きが良くなると、腰の痛みも和らいできたのだ。

まさに好循環になっていった。


リハビリとは、こういうことかもしれない、そんな体験をした。



自分は、リハビリについて、全然分かっていなかった。

そう思い、少しリハビリについて調べてみた。

リハビリ=専門職による機能回復訓練ととらえられることも多いですが、「リハビリテーション」ということばには広い意味があります。「リハビリテーション」(Rehabilitation)は、re(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)から成り立っています。つまり、単なる機能回復ではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションなのです。

こんな風に書いてあった。


今回、妻に後押しをしてもらって好循環になっていった感覚は、まさに自分らしく生きることにつながっていると感じた。

これは、身体だけじゃなく、いろんなことにもつながりそうだと思った。


今、自分は、SNSや外部への発信に関して、恐怖や不安を感じている。

ついつい、痛みを避けて、痛くないよう、痛くないよう、発信をしない、という選択をとってしまっていた。


けど、これも痛みはあるけど、そこで、エイッと行動することで、その後がすごく楽になっていくのではないか、

リハビリと一緒なのではないか、そんな風に思ったのだ。


妻は言っていた、術後に痛みがあると、やっぱり自分には甘くなるからなかなかできない。だから、そんな時に、誰かが鼓舞してあげないと、後押ししてあげないとできないこともある。もちろん、自分で計画的にやってた人もいるけど、多くがそうではないと。


どこかで、自分は、計画的にやれないからダメだと思ってしまっていたのだ。

けど、鼓舞してもらって、後押ししてもらって、それでも進むことが重要なのだと、なんかそんな風に思えた。


周りに後押ししてくれる存在は、今いるのだから、少しずつ、痛みや怖さはあっても、そこを行動していってみよう、そんな風に思えた。


SNSなどの発信を、リハビリするように、やってみようと、今回の逃げていたエピソードを振り返って思ったよ。

明日からリハビリをスタートしていこうと思う。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。

残り36本、いろんなヘタレなエピソードを書いていこうと思います。

よかったら、また見てみてくださいね🍀

SAKAMO / 坂本岳之




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