sakae.kobayashi

1956年1月にこの世に生を受けて以来形成されてきた「私の世界」が、今、私の頭の中にあ…

sakae.kobayashi

1956年1月にこの世に生を受けて以来形成されてきた「私の世界」が、今、私の頭の中にある。「私の世界が無くなる前に」「私の世界で感じたことの一片」を書き留めておく。題して『私の世界が無くなる前に』

最近の記事

「護憲運動」のあり方は

 「護憲」は「改憲」の対概念だが、「改憲」の動きの変化に対応した「護憲運動」は形成されてきただろうか。自民党は結党以来、9条をはじめとした「明文改憲」を主張してきた。これに対する「改憲阻止の護憲運動」も脈々と続けられてきた。そうした中で歴代の自民党政権は、現実の政治状況と憲法理念との溝を埋めるために憲法解釈による「解釈改憲」を進めてきた。これに対しも憲法学会や「護憲派」からの批判はあったが、憲法を無視してはならないという姿勢(立憲主義)は双方にあった。ところが安倍政権は安保法

    • ジェンダー平等は重要テーマ

       残念な選挙結果だった。女性議員の比率は低下し、「差別発言」を繰り返してきた議員が再選された。選択的夫婦別姓制度の導入などにもブレーキがかかったようにもみえる。『自殺対策白書』は「働く女性の自殺の増加」を指摘している。ジェンダー平等の実現は、格差社会の中での様々な社会的弱者・少数者を取り巻く問題の象徴的テーマである。一方、私の選挙区(杉並区)では、ジェンダー平等などを訴えた野党統一候補の女性が自民党の大物議員に勝利した。その選挙活動は、長年地道な地域活動に取り組んできた市民と

    「護憲運動」のあり方は