3年越しのチャレンジ
超久しぶりに自分の気持ちをつらつらと書きたいなと思います。
(今日は株式会社ラストパートナーのお話ではないのでお客様には申し訳ないですが…)
3年前の7月。
野村證券を辞めて、親友と2人ネパールに行った。
日本居酒屋をネパールでオープンした。
クラウドファンディングで199人もの方に支援頂き、166万円のお金で海外起業をした。
海外起業なんて言葉がカッコいいだけで、現地でやることなんて本当に泥臭い。
ネイティブで話せない僕たちは交渉一つ、買い物ひとつ、会話一つとっても壁だらけだった。
それも何とか乗り越えて、居酒屋を連日現地の日本人、ネパール人、エベレストに登る予定の欧米人など、本当に色んな国の人たちが訪れた。
毎日、上がるか下がるかわからない株や投信を売って、上司の方に箸を向けてはいけないという謎のルールの会社で過ごしていた僕にとっては180度違う世界だった。
そんなこんなだったがロックダウンから店を畳むことになり、日本に帰ってきた。
(ネパールでのエピソードは「死にたいくらい」の記事を見てください)
そして日本に帰ってきた10ヶ月間は人生初のホームレス生活。
上野公園のトイレの水を飲んで、友達の家のサトウのごはんと缶詰で過ごしてきた。
生きれてるだけでありがたいと思っていたからこの時の生活は割と苦じゃなかった。
そこから友達の会社を辞めて、東京で自分の会社を興した。
助けてくれる社長たちのおかげで僕の生活は少し変わるような気がしていた。
今思うとそんなことはなく、新しく興した会社は6ヶ月間売上をあげず、名ばかりの社長の僕はニートみたいなものだった。
毎日、誰かに追われている夢を見たし日中でも病むし夜なんて友達と話さないとなんともいられなかった。
去年、男3人でルームシェアしていたことが功を奏した。
この2人とは家族のような関係になった。
そこから少しずつ売上を上げていったラストパートナーは産経新聞にも取材されるほどになっていった。
(今は売上が伸び留まり、会社経営の難しさを感じております…)
パートナーもできて、新しい事業も立ち上がり会社経営という日々の生活をサーフィンのように楽しんでいた。
「サラリーマンより楽しいなあ〜」とお酒を飲みながら思ったものだった。
ただ、会社経営ももちろんガタガタの時期もあれば、少しばかり安定する時期もある。
僕の会社が安定しているなんてほどほど思っても居なかったが、1年前の状態と比べるといわゆる"いい暮らし"にもなっていた。
そんな時にふと思った。
「このままでおれの人生いいのか?」と。
クラウドファンディングで199人もの人が支援してくれて、自分が会社を立ち上げる時にお金を貸してくれた社長がいて、同年代で頑張ってる仲間がいて、こんな一息ついてる暇があるのかと。
20代のいま、僕にそんな期間があっていいわけがない。
ネパールでノックアウトを食らったときのあの気持ち
友達の家を転々とホームレスしていたときの気持ち
必ずリベンジすると誓った会社の設立日
その気持ちもやっと思い出すことができた。
「ネパールで貧困に悩む人たちの生活を応援し、雇用を生み出し貧困社会を改善していく」
3年前の自分が決めた使命を果たす時がきたみたい。
綺麗事なんていうつもりは一切なく、これは全て自分がはじめた物語。
いうてしまえば自己満でしかない。
ただ、これだけ恵まれた国で生まれた僕たちが、そうでない人たちに還元するというのは、僕にとっては使命であり、人生のミッションでもある。
まあこんな言葉もそれを盲信している自分の自己満なのかもしれない。
17歳で世界を変える男になると決めてから10年。
本格的に序章がはじまる。
3年前はさしずめエピローグになるかな。
批判するより批判される人生を。
自分の人生においてのキャッチコピー。
色んな人にバカにされてもいいから、あの日の自分を裏切らないように、必ず夢に向かって歩を進めたい。
お金を追うのはもう終わりだ。
人は夢を追い、お金はそれについて人を追う。
きっと、うまくいかないことばったかりだけどこの人生をフルスロットルでこのまま行きたいとおもふ。
(古文でいってみました)
結婚したり、子どもできたり、叔父さんになったり叔母さんになったり。
周りの友達たちがどんどん幸せになっていって、すごく自分としても嬉しい。
歳を重ねることって楽しいんやなと思わせてくれる。
その友達たちが将来子どもに「この土岐ってやつと同級生なんだよ〜」と自慢できるようなBIGな男になりたいとおもう。
(湘南乃風がすきです)
そして、同年代で夢を追う仲間たちと切磋琢磨しながら、自分の使命を全うしたい。
いよいよ来月ネパールに帰る。
いつでも人生、ここと決めたところがスタートラインだ。
それではまた会う日まで。
フェリベトウンラ!
もし1億円稼げるようになったらコンビニで100円のおにぎりじゃなくて200円のおにぎりが買いたい