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②訪問看護戦国時代を勝ち抜く

訪問看護ステーション事業で成功している方は、
①採用力
②定着力
③組織構築力

で勝ち上がっている所感。

①採用力は、
a転職エージェントとの友好関係構築。求人を出して終わりではなく、転職エージェントへのレスポンスの早さ、丁寧な面接のFBを通し「紹介したい」と思わせている。
bSNSを有効活用し、転職エージェントに依存しない採用を実施。abをうまく組み合わせている訪問看護ステーションが強い。

②定着力
経営者の方がステーションを回ったりし、ステーションの様子を見て、気遣いを行ったり、異変を早期にキャッチし修正までが早い。女性が多い職場、人間関係は特に大切。

③組織構築力
医療介護現場は労務関係が杜撰なことが一般的には多いと言われるが、残業管理や残業代の支払い。社内のルール設計などをきっちりやることでトラブルを回避して安心安全な職場を作っている。
また効率良く訪問スケジュールを組み生産性を上げる努力も必須である。

そして徐々に訪問看護ステーションが、患者確保において売手市場寄りから、エリアによっては買い手市場にシフトし始めた。
より一層、④サービスの質向上が求められてくる。

④サービスの質向上
これは対患者での気配りやご家族への配慮は当然として、仕事をくれるケアマネに対し、信頼構築ができているか?患者を断らないか?など中と外両方での質が求められてくる。

訪問看護戦国時代を勝ち抜いていくには、
①〜④それぞれの要素を押さえて、患者からはもちろん、看護師からも必要とされるステーションを経営していく必要がある。

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