見出し画像

①課題発掘/戦略策定/戦術

昨日管理職5名と1on1実施。
いつも見ているポイントをダイジェスト版で。

①データを正しく読み取り課題発掘する力
②発掘した課題の中で、どれを戦略に置けば1番成果が伸びるか?
③戦略に即した戦術(打ち手)がなされているか?

について、を軸にFBしました。

①データを正しく読み取り課題発掘する力

これはグロービズ研修を受けた影響もあるかもしれません。
正しくデータを読み取り、比較論(他部署、全体平均など)を軸に自部署の課題発掘。ここがズレると、戦略がズレるので要注意。データを正しく読み取る力はとても大事で必ず感覚で動かないこと。
個人の意見から1on1に入ってしまうと、主観が選考した議論になってしまうので、必ず総論(データ)を元に打ち合わせするようにしております。総論から課題発掘し見つけた課題に対して、具体的な改善の段階で各論に入っていくイメージです。


②発掘した課題の中で、どれを戦略に置けば1番成果が伸びるか?

課題が多くあったとしても、戦略を置く=時間を割く、人的資源を投下する箇所は2つ程度に絞る(リソースが分散し成果が出ないのを防ぐ)
戦略策定は、どこが改善したら1番数字的リターンが大きいか?をデータから当て込みます。
注意点はビジネスフローの中の下流に戦略を置きすぎると、下流は上流の影響を受けた成果でもあり、かつ数値的には母数が減っていく且つ下流工程になるとユーザーが最終選択する傾向が強くなり数値改善しづらいため(※)改善した際の成果が乏しい傾向が強くなるので、なるべく上流〜中流に戦略を置きます。
※例(人材ビジネス)
月間登録数1000名→面談700名→応募者300名→面接者210名→内定者100名→内定承諾者70名
この場合、
登録面談率70%
面談応募率42%
書類通過率70%
面接内定率47%
内定承諾率70%

仮に面談応募率を10%上げる戦略を置けば、
応募者が50名増加しそれ以降の中流〜下流が同じ打率(23%応募決定率)でも決定者は11名増加

内定承諾率を5%上げる戦略を置けば、
7〜8名の決定者が増加

決定者の数は上流に戦略を置いた方が上記のように増加数が増えます。

③戦略に対し戦術(打ち手)は有効か?

戦略×戦術がズレていないければ、
戦術は色々なパターンがあって良い。
この戦術箇所は現場でどんどん生まれてくるアイデアが飛び交う状態を創るのが大事。ディスカッションの場を設けたり、1つ出た良質な戦術を他部署に展開したり。
ここのアイデアマンがいれば、どんどん意見を吸い上げてあげることが大事。

いかがでしたか?
気になった方はぜひフォローください。
励みになります!

この記事が参加している募集

今日の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?