孤児 夢日記2023.4.8

 孤児院。
 庭で子どもたちが遊んでいるのを、ひとり離れてぼんやり眺めている子がいた。
 ヒトにそっくりだがヒトとは違う種族と、ヒトとのハーフだった。
 異種族とは敵対関係にある。どういう経緯でこの子が生まれたのかは知らない。父母のどちらかがヒトだったが早くに亡くなり、ずっと異種族に育てられてきた。残った親も先頃、他界したのだが、なぜかヒトの孤児院で引き取られることになったのだ。
 敵だと教わってきたヒトのことを、これからはお友だちですよと言われて戸惑っている。

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