阻止せよ 夢日記2023.9.6

 勤め先の会社。
 ビニールハウスで野菜を育てているので農業関係かと思えば、サイボーグの研究もしている、謎の会社だった。
 ほぼ全身に機械を埋め込んでいるのが、僕と、もうひとりの男。僕は入社してから自分の体を実験材料として研究開発に提供した結果こうなったわけだが、彼はうちに入社したときにはもう、サイボーグ化していた。
 ある朝、出社するとビニールハウスが壊れていた。これを皮切りに、社屋の破損が度重なる。調査の結果、中途入社の彼が犯人だと分かった。
 詰問しているところへ突然、謎の老人が現れた。白衣を着て、寝癖のひどい白髪、いかにもマッドサイエンティストでござい、という面構え。我々が驚いている間に、自ら事の真相を明かしだした。
 このじいさん、ライバル会社の社長(うちの社員は誰も知らなかった模様)。僕の同僚はサイボーグ化した人間ではなく、ロボットで、我が社の業務を妨害するために送り込まれたのだという。
 じいさんは開き直ったのか、社屋を完全に破壊してしまえと、ロボに命令を出す。うちの社長からは僕に、それを阻止せよ、と。
 人間だと思って短い期間ではあったが一緒に働いた男と、闘うことに。機械化されているといっても、僕の手足は戦闘用ではないのだが。

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