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碓氷峠

どんなに濃くても碓氷峠

・・・と昔の人が言ったかどうか知りませんが、きっと言ってる。

RubyKaigi 2023からの帰路シリーズ。
最大の目的値だった「平面直角座標系8系原点」の視察(この様子は note ではなく、はてなダイアリーのほうに書きました)を終えて、あとは軽井沢駅にて車を返すだけなのですが、もうひとつスケジュールを詰め込みたくなり、「碓氷峠を走ってみる」を予定に加えたという次第。

まずは横川へ

高速道路を走り、群馬県に入り、いったい私はどこまで走って行くつもりなんだろうと我ながら不安になりながらも、ナビに従って松井田妙義ICから戻る形で横川駅へ。

「鉄道文化むら」は入れず

下調べが薄く「車両とかアプトの仕組みとか見学できるっぽい」という程度の認識で向かったのは、「碓氷峠鉄道文化むら」。到着したけど、やっている様子がない。

碓氷鉄道文化むら

入園案内を見ると、「9:00~17:00」。到着したのは既に 16:40を回った頃でした。後でホームページを確認したら「入園は16:30まで」とのことで、間に合わなかったっぽいです。それにしても、入場済の人の姿も入り口からは一切確認できず、本当にやっているのかな・・・?と不思議な感覚でした。

碓氷鉄道文化むら開園時間

横川駅でも見ようと移動したら、駅の本体は線路のあっち側だったっぽい。フェンス越しにパチリ。

横川駅

細い道を通って駅の反対側(改札がある側)にも車を回しましたが、車を停めて良いのか躊躇したので、一瞬停車して車の中からの写真で。ピントボケボケ。
この頃には天気は結構崩れてきて、霧も出始めてきました。

横川駅入り口

いざ碓氷峠

ひたすら登ります。
ひたすら曲がります。
カーブ毎に、番号をふった小さな看板が立っています。
下から順に1,2,3とインクリメントしていき、最後は「カーブ183」だったように思います。

天気予報では1日雨模様の予報のところ、ここまで「ここぞ」という時には雨があがったりしてくれていたのですが、碓氷峠では結構降られました。それでも、橋梁を見るタイミングでは雨が上がってくれたりして、本当にツイてる。
ちなみに、写真中央やや右に見える白と青の看板が、先ほど紹介した「カーブ番号」です。

碓氷第三橋梁

ほとんど車は来ない。景色を楽しみながらゆっくり走ったのですが、途中で1,2台ほど先に行ってもらったくらい。対向車も峠を走っている間を通して10台に満たなかったように記憶しています。

軽井沢への入り口

ひたすら右に左に曲がる道を走って行くと、突然「あっ、終わった!」と感じる景色が拡がります。軽井沢への入り口です。入り口にはゲートがあって、この日は開いていましたが、軽井沢に人を入れたくないときには閉まる物と思われます(本当は逆で、雪の時などに碓氷峠を閉鎖するためのものです)。

もはやこれまでのようなカーブはなく、「街の道」となります。峠を登り終えた頃には、こんな霧の状態でした。

霧の軽井沢

走行ログ(GPS)

実を言えば、それほど車で走り回ることが好きというわけでもないのですが、移動した場所をGPSロガーでロギングして、後から見るのは好きです。
今回ももちろん全行程ログを取っていました。
左下は、軽井沢駅について、新幹線の後ろのほうの車両に乗ったことが分かります。すぐにトンネルに入っちゃうので、GPSロギング的には新幹線は面白くないのです。

碓氷峠付近は、本当にくねくねしていますね。車通りも少なく、自分のペースで走れたので、なかなか楽しい体験でした。新幹線も高速道路もなかった頃には、この標高差を乗り越えるために道路も鉄道も、頑張って整備したのだろうな、とても大切な場所だったのだろうな、と思いを馳せました。

碓氷峠(GPSログ)

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